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教育 研究

池田裕樹助教が園芸学会奨励賞を受賞しました

 農学部附属農場の池田裕樹助教が、2022年3月20日に開催された園芸学会令和4年度春季大会で、園芸学会奨励賞を受賞しました。受賞課題は「トマトの染色体断片置換系統を用いた有用形質に関する研究」です。
 園芸学会は1923 年(大正12 年)に創立され、園芸に関する研究および技術の進歩を図ることを目的に活動している学術団体です。園芸学会奨励賞は、園芸に関する研究の発展に寄与する優れた業績をあげ、さらに将来の発展を期待できる若手研究者に授与されるものです。池田助教は、トマトの祖先種にあたる近縁野生種の染色体を有する系統群(染色体断片置換系統)を研究材料に用い、近縁野生種の遺伝子が果実の収量や品質の向上、生理障害を引き起こすメカニズムの解明に取り組んできました。これまでの研究業績が高く評価され、今回の受賞に至りました。




【関連リンク】
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・農学部 池田裕樹助教 研究者総覧