海外渡航の手続き

海外渡航に関する取扱い

本学では、学⽣の⽣命・⾝体の安全を最優先事項としており、外務省発出の海外安全情報(※1)に基づき(※2)、レベル2 以上の地域への渡航は⾃粛を強く要請します。また、レベル3 以上の地域への渡航は認められません。

(※1)外務省海外安全ホームページ参照
(※2)宇都宮大学「国際交流等に伴う危機管理対応マニュアル」において、外務省海外安全情報と安全対策4つの目安並びに本学の措置について以下のとおり定めている。


危機レベル 外務省安全対策の目安 本学の措置
レベル1 「十分注意してください。」 派遣を実施、既に現地に滞在している場合は継続するが十分な注意を払うこと。
レベル2 「不要不急の渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」 派遣は延期もしくは中止を基本とするが、既に現地に滞在している学生等に対しては、現地の情勢と奨学金継続支給の有無等を総合的に判断し、当該国(地域)からの出国(帰国)指示を決定する。
レベル3 「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」 派遣は中止、既に現地に滞在している学生等に対しては即刻帰国させる。
レベル4 「退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」 派遣は中止、既に現地に滞在している学生等に対しては即刻帰国させる。

海外渡航の手続き

本学生は、海外へ渡航する場合、次のとおり対応を徹底してください。

時期 対応内容
出国前
  • 渡航1ヶ月前までの海外渡航届の提出(添付書類あり)
  • 海外渡航前危機管理オリエンテーションへの参加・危機管理に関する事前指導資料の確認
  • 海外旅行保険(危機管理サービス)への加入
  • (3ヵ月未満の滞在)外務省「たびレジ」への登録
  • (3ヵ月以上の滞在)外務省「在留届」の提出
海外滞在中
  • (3ヵ月以上の滞在)外務省「変更届」の提出 ※在留届の提出内容が変更となった場合
  • 渡航先国・地域以外の第三国へ渡航する場合は、1ヵ月前までの海外渡航届の提出
帰国時
  • 日本国政府による水際対策を遵守
  • (3ヵ月以上の渡航)外務省「帰国届」の提出

(1)出国前
原則として、渡航を希望する1ヵ月前までに、以下を実施する。
①海外渡航届、パスポート(写)、海外留学保険証書(写)、査証(ビザ)(写)、受⼊許可書(写)をC-Learning の指定フォルダに提出する。
②海外渡航前危機管理オリエンテーションへ参加する。また、危機管理に関する事前指導資料を熟読して指導事項を実施する。
・外務省「たびレジ」への登録・外務省「在留届」の提出(※3)
・本学指定の危機管理サービスへの加入、及び海外旅行保険への加入 等

(※3)日本人の方が海外へ渡航する場合、3ヵ月未満の滞在の場合は「たびレジ」の登録が推奨されている。また、3ヵ月以上の滞在の場合は「在留届」の提出が旅券法にて義務付けられている。

(2)海外滞在中
①(3ヵ月以上の滞在)外務省「在留届」の提出内容に変更が生じた場合、外務省「変更届」を提出する。
②渡航中に第三国へ渡航する場合は、渡航を希望する1ヵ⽉前までに、海外渡航届をC-Learning の指定フォルダに提出する。

(3)帰国時
①⽇本国政府による⽔際対策措置に従い、⼊国⼿続きを⾏う。
②(3ヵ⽉以上の渡航)外務省「帰国届」の提出
※出国前から帰国まで、継続的なインターネット及びC-Learning 利⽤環境を維持してください。

各種書類ダウンロード
提出先・問い合わせ先
C-Learningの「学生の海外渡航(留学生・国際交流センター)」
講義コード:804199


海外旅行(留学)保険への加入

海外で病気・怪我をしてしまった場合、一般的に日本よりも医療費が高額になります。
そのため、留学中の万一の事故・病気・ケガ等に対応するために、必ず渡航から帰国までの全期間、海外旅行保険に加入してください。なお、教育・研究を目的に海外へ渡航する場合、「本学指定海外旅行保険」への加入必須となります。

ご自身が加入対象かどうかは下記フローチャートをご確認ください。

本学指定海外旅行保険対象判別フローチャート(学生用)

本学指定海外旅行保険対象判別フローチャート(教職員用)

お問い合わせ先
留学生・国際交流室 E-mail ryuugak1※a.utsunomiya-u.ac.jp(「※」を「@」に変換してください)


海外渡航前危機管理オリエンテーションへの参加

留学生・国際交流センターでは、海外渡航を控えた学生及び教職員を対象に、海外渡航前危機管理オリエンテーションを開催しています。海外渡航を予定している方は、必ずご参加ください。(年2回(例年7月及び1月))

なお、過去のオリエンテーションの資料は、C-Learning「留学生・国際交流室からのお知らせ」(講義コード:767531)よりご覧いただけます。



海外での危機管理について

ヒトやモノのグローバリゼーションが急速に拡大する中、大学間や教員間の国際交流や学術交流をはじめ、学生の交換留学、海外での語学研修やインターンシップなど、学生や教職員が海外へ渡航する機会も増加しています。一方、海外における「危機(リスク)」は多様化し、また日本人が犯罪やテロ事件などに巻き込まれる事案も増加の傾向にあります。
こうした中で、海外に渡航する本学の学生や教職員は「自分の身は自分で守る」という「自己責任」を前提としながら、明確な危機管理意識を持つとともに、最大限に危機を回避・排除して、被害者にも加害者にもならないように努めていく必要があります。
海外に渡航する学生や教職員が、自身の身体・生命・財産を守ることができるように、留学生・国際交流センターでは、関連する情報やサービスの提供に努めていきます。

海外渡航や危機管理に関するご相談やご質問は、随時受け付けていますので、下記までお問い合わせください。
また、本ウェブサイトに掲載すべき情報などありましたら、随時お寄せ願います。

お問い合わせ先
留学生・国際交流室 E-mail ryuugak1※a.utsunomiya-u.ac.jp(「※」を「@」に変換してください) TEL 028-649-8166


外務省や厚生労働省等の関連サイト