大学との共同研究を希望される企業の皆さまへ

大学との共同研究

宇都宮大学では、大学に蓄積された多くの研究成果や知的資源を活用して、地域・産業・社会との協力を積極的に進めています。産学連携を円滑に進めるために設置されたイノベーション支援センターによって自然科学のみならず人文科学や社会科学の分野まで幅広い研究に対応することが可能となっています。

宇都宮大学の教員は、たとえばこんな研究をしています。

企業にとって、大学は「象牙の塔」ではなく「ともに歩む仲間」です。宇都宮大学は「実学」を尊重する気風の中で、より積極的な産学連携を進めています。あなたの会社も、連携の輪に参加しませんか?

ロボット工学では...
自動分散型ロボット、屋外移動ロボットの開発
切削・研削・研磨では...
バリ取りや精密エッジ仕上げ、磁気研磨技術、超精密ナノメータの加工技術、工作機械技術
光ファイバー工学では...
光デバイスや光計測技術
水処理では...
下水・排水の微生物処理
都市計画では...
土地利用・地域計画
交通工学では...
交通需要予測、新交通システム
土壌・地質では...
土壌診断、地質調査
動物では...
馬や牛、カラスの行動
植物では...
植物ウイルス、遺伝子組換え
農業経営では...
農作物のマーケティング、農業経営診断

その他、多種多様の技術のタネがあります。
詳しくは、宇都宮大学イノベーション支援センターのホームページ社会共創促進センター・研究シーズ集をご覧下さい。

共同研究、受託研究等

共同研究、受託研究、学術指導、受託研究員、寄附金については以下のとおりです。

共同研究

共同研究とは、民間企業等の研究者と本学の教員が、共通の課題について対等の立場で研究を行う制度です。

受託研究

受託研究とは、民間企業等からの委託を受けて本学の教員が研究を実施し、その成果を委託者に報告する制度です。

学術指導

学術指導とは、民間企業等の業務や活動を支援することを目的に宇都宮大学の教職員が専門的知識を提供して指導・助言を行う制度です。

受託研究員

受託研究員とは、民間企業等からの委託による研究員を受入れて、本学の教員の指導を受け、研究に従事する制度です。

寄附金

寄附金とは、民間企業等や個人篤志家などから教育研究の奨励を目的とする経費(学術的研究に要する経費など。)として受け入れる寄附金の制度です。

お金と特許のQ&A

Q1.どれだけ費用がかかりますか。

研究の形態により、次のような費用を本学に納めていただくことになります。詳しくは、大学にお問い合わせ下さい。
なお、学術・技術相談は初回無料です。

  • 共同研究 直接経費+間接経費(直接経費の30%)(+研究料(共同研究員1人につき44万円))
  • 受託研究 直接経費+間接経費(直接経費の30%)
  • 受託研究員 研究料(年額54万1,200円 6ヵ月以内27万600円)

直接経費:当該研究遂行に直接必要な経費(謝金、旅費、消耗品費、光熱水料、備品費など)
間接経費:当該研究に関連し、直接経費以外に必要となる経費(技術料、機器損料など)

Q2.特許の取扱いはどうなりますか。

宇都宮大学教員の発明については、大学の発明審査委員会の審議を経て本学又は個人のどちらかに権利が帰属するかを決められます。判断基準は、

  • 本学に帰属する場合... 職務発明であること
  • 発明者(教員個人)に帰属する場合... 1.以外の場合

詳しくは、宇都宮大学イノベーション支援センターのホームページをご覧下さい。

東日本大震災に係る災害復興再生に向けた研究

東日本大震災に係る災害復興再生に向けた研究の詳細はこちらから