3C基金の使途

3C基金の使途

宇都宮大学3C基金(旧基金を含む)にご寄附いただいた皆さまは、全員「宇大サポーター」です。今後もさらに質の高い教育・研究・社会貢献を継続できるよう皆さまのご支援をお願い申し上げます。

― 皆様からいただいたご寄附は大切に使わせていただきます。 ―

これまで同窓生や地域の皆様、地元企業の皆様など多くの方からご支援をいただいております。お寄せいただくご寄附は、広く社会で活躍しうる人材の育成にむけて、奨学金の給付や海外留学・国際交流等を推進するための教育研究活動、キャンパス環境の整備への支援に活用させていただいております。

1.学生支援 ~チャレンジ精神あふれる人材育成をめざして~

特別支援
  • 経済的理由により修学が困難な学生への支援(修学支援基金事業)
  • 入学応援奨学金 飯村チャレンジ奨学金 関スポーツ奨学金 他
一般支援
  • 海外留学支援 増山奨学金 他
  • 3C人材育成のための支援 斎藤裕奨学金 他
  • 海外からの留学生への支援 増山奨学金 他
  • ボランティア、課外活動への支援
  • その他(成績優秀者表彰、学生表彰、就職支援活動支援など)
増山奨学金
増山律子氏と奨学生

ランスタッド株式会社名誉会長である増山律子氏からのご寄附により、海外で修士・博士の学位取得を目指す日本人学生や海外からの留学生を支援する給付型奨学金です。

斎藤裕奨学金

医師であった斎藤裕氏が、日本の科学技術をリードし世界に羽ばたく人材を育てたいという思いから寄附をされた資金に基づく奨学金です。科学技術を研究する大学院生、若手研究者を支援します。

入学応援奨学金

経済的支援が必要な栃木県内の高校出身学生に対し、入学時に必要となる学資の一部を奨学金として給付します。

飯村チャレンジ奨学金

光陽エンジニアリング株式会社(代表取締役会長 飯村愼一氏)からのご寄附により、チャレンジ精神と夢にあふれる学生が学業に専念できるよう支援することを目的とした給付型奨学金です。

奨学金授与式(令和2年度) 福島県会津での研修会
関スポーツ奨学金

株式会社栃木ブレックスの会長である関雅樹氏からのご寄附により、体育系の課外活動団体において、スポーツ活動と学業の両立ができるよう支援することを目的とした給付型奨学金です。

その他の学生支援

学生ピアサポーターの活動や経済的支援が必要な学生などへ様々な形で支援します。

課外活動への支援例

備品の購入や活動施設の整備などの支援を行います。

馬術部
滑空部

3C基金では、個人・法人、両方から冠奨学金を募集しております。ご自分のお名前や法人名を奨学金名にして、未来を担う宇大生をサポートしませんか? 詳細は事務局にお問い合わせください。

2.地域貢献活動支援 ~地域から信頼される大学であり続けるために~

  • 地域貢献活動支援

    地域との交流や地域貢献活動を行う
    学生や部局への支援を行っています。


    地域の人たちと作成したベンチ

  • 3Cキッズカレッジ

    小中学生を対象とした講座・イベント
    開催への支援を行っています。

    マイナス200度の世界

3.キャンパス環境整備 ~充実したキャンパスライフのために~

  • 附属図書館陽東分館改修

  • 教育設備整備


    基盤教育英語(EPUU)におけるiPadの導入



4.ヒストリカルゾーン整備

ヒストリカルゾーンは、6つの施設(峰ヶ丘講堂=登録有形文化財、石蔵、UUプラザ、フランス式庭園=登録記念物、イギリス式庭園、日本式庭園)により構成されています。宇都宮大学が地域に貢献するためには、これらの施設を誰もがより活用しやすくすることが重要であると考え、それぞれの長所を更に魅力的なものへ、短所は長所に転換する改善を施し、安全・安心で明るく彩り豊かな場所として再生することといたしました。
ヒストリカルゾーンの新たな100年の歴史を創るため、二期に分けて整備して参ります。

第一期整備[2022~2023年度]

UUプラザをミニギャラリーへ
教育学部卒業の日本画家故松本哲男氏と洋画家故臼井永雄氏のご家族から寄贈された絵画を2階コミュニティフロアへ展示し、平日は一般公開しております。 日本を代表する画家の絵とフランス式庭園を同時に鑑賞できる絶景をお楽しみください。


峰ヶ丘講堂のユニバーサルデザイン化
峰ヶ丘講堂を安全・安心にご利用いただくため、正面玄関の段差を解消して車寄せを設置したほか、車いす対応駐車場及びスロープの設置、外トイレに繋がる階段の緩勾配化を行いました。
トイレに繋がる動線には屋根も新設する予定です。


石蔵の解体及び再活用
石蔵は、2019年の宇都宮大学創立70周年記念式典において改修コンセプトを公表しておりました。しかしながら、その後の具体的検討の中において、耐震化されておらず危険であること、予算的に安全安心な建物として改修することが非常に困難であることから、解体することといたしました。建物の内外観はデジタル化して保管するとともに、躯体に使われた石や梁は再利用し、農学部創立100周年の記念碑やベンチ等としてメモリアル要素を残しつつ活用して参ります。


峰ヶ丘講堂及び石蔵周辺の整備
日陰を作っている常緑高木や朽木・危険樹木を伐採するほか、貴重な樹木は保存や移植等により整備して参ります。石蔵解体と樹木伐採により採光が改善した周辺に芝生を植栽し、大谷石のベンチ等を配します。これにより、メインストリートからフランス式庭園、峰ヶ丘講堂を一望する一体感ある景色を創生します。
また、講堂西側の日陰にはアジサイ等を植栽し、季節ごとの色彩を楽しめる場所とします。



第二期整備[2024~2026年度]

造園100年に向けて
宇都宮大学庭園が完成したのは宇都宮高等農林学校が設置されてから4年後の1926年です。100年後の2026年を第二期整備計画の目標年として庭園を整備して参ります。


フランス式庭園
登録記念物や宇都宮百景となっているほか、大谷石の園路が日本遺産のストーリーの一端を担っていることから、風化しやすい園路の更新を検討して参ります。

日本式庭園とイギリス式庭園
樹木や植物の見せ方を工夫し、学術的要素や野鳥環境、散策コースとして整備して参ります。将来的には、植物の説明をスマホ等で確認できる仕組みも考えております。

※広大な庭園の維持管理には樹木の剪定や植物の植栽、人件費等毎年数百万円の経費を要します。みなさまの暖かいご支援を心からお待ちしております。


5.農学部100周年記念事業 ~次の100年も輝き続けるために~

日本の農業の発展の一翼を担って一世紀。宇都宮大学農学部は2022年に創立100周年を迎え、2023年秋には農学部創立100周年記念事業を開催する予定です。本事業へご支援くださいますようお願いいたします。