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[イベント]多文化公共圏フォーラム 第25回 国際オンラインワークショップ(第二弾) 『カーボンニュートラルへの地方戦略を考える 〜 エネルギー効率向上の大きなポテンシャルとは?』を開催します(1/21)

 深刻な気候危機を目前に、近年、国や地方自治体は、2050年カーボンニュートラルに向けて宣言や戦略を続々と打ち立てています。しかし、どのような技術や政策で達成できるのでしょうか。経済や、私たちの暮らしには、どのような影響があるのでしょうか。

 2030年にカーボンニュートラルを目指す世界の先進事例では、再生エネルギーや新技術もさながら、エネルギー効率向上において、画期的な取り組みや改善が進んでいます。前回(2022年10月)の国際ワークショップでは、スウェーデンの共同研究チームが、民生や業務部門等でのエネルギー効率の低さは日本の盲点で、これらは暮らしや経済の豊かさをもたらしてくれるはずだと指摘しました。

 これを受けて、今般のワークショップでは、行政、専門家、NPO、学生たちが、ともに多様なエネルギー効率向上のポテンシャルやその魅力、導入の課題を探ります。エネルギー効率向上と一口にいっても、省エネ機器からはじまり、断熱、エネルギー効率のよい再生エネルギー、緑化(Nature-based Solutions)など、多様な方法があり、複合的な効果をもたらします。持続可能なカーボンニュートラルの豊かなポテンシャルを、ともに探りませんか。


日時:2023年1月21日(土)13:00~15:30

プログラム
第1部 基調講演(80分)
1 気候危機と世界のカーボンニュートラル動向 
    高橋若菜(宇都宮大学国際学部教授)

2 栃木県のカーボンニュートラル・ロードマップ 
    高嶋英機(栃木県環境森林部気候変動対策課課長補佐)

3 栃木県のカーボンニュートラル戦略シナリオ 
    歌川学(産業総合研究所主任研究員)

第2部 パネルトーク(60分)
    司会:三宅徹治(NPO法人うつのみや環境行動フォーラム顧問)
    宇都宮大学生グループ (省エネ・断熱、再エネ熱、NBSなど)
    中村瑠美(宇都宮市環境政策課)
    今出善久(NPO法人うつのみや環境行動フォーラム・省エネルギー管理士)
    中山富貴(宇都宮大学大学院生)
    Bernadett Kiss (ルンド大学国際産業環境経済研究所講師)

お申込みはこちらから


→【PDF】チラシをダウンロードできます

主催:宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センターUU3Sプロジェクト(高橋若菜研究室)
協力:栃木県環境森林部地球環境対策課 宇都宮市環境政策課
   NPO法人うつのみや環境行動フォ―ラム
   ルンド⼤学国際産業環境経済研究所SSCプロジェクト(IIIEE, Lund University, Sweden)
後援:宇都宮市SDGs人づくりプラットフォーム
   とちぎユースサポーターズネットワーク
備考:UU3Sプロジェクトは、栃木県大学地域連携活動支援事業による助成を受けています。


問合せ: 国際学部附属多文化公共圏センター
電話:028-649-5196 (平日10-16時)
メール:takahashioffice.uu※gmail.com(高橋研究室)
※を半角@に変更してください。


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