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国際学部の申惠媛助教が「日本社会学会奨励賞(著書の部)」を受賞
国際学部の申惠媛助教が、11月15日に一橋大学で開催された第98回日本社会学会大会において、「第24回 日本社会学会奨励賞(著書の部)」を受賞しました。
本賞は、日本社会学会会員の将来性に富む優れた研究業績を顕彰するために設けられた学術賞です。2024年に刊行した著書『エスニック空間の社会学―新大久保の成立・展開に見る地域社会の再編』(新曜社)により、今回の受賞となりました。なお、本書による受賞は、公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所による「第50回 藤田賞」(2024年8月受賞)に続き、2つ目となります。
選考委員による評価では、人びとの移動性や開放性を前提とする「地域社会」を重層的・動態的に捉える本書の試みが、エスニックな観光地「新大久保」という特異な事例を通じて、地域社会に関する普遍的な理論的洞察を導き出した点、さらに今後これを起点としたさらなる研究の広がりが期待される点が高く評価されました。
・受賞作
エスニック空間の社会学―新大久保の成立・展開に見る地域社会の再編(出版2024年・新曜社)
申惠媛助教が受賞した賞状と著書
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