トピックス

教育 研究

[イベント]第107回C-Bioセミナーを開催します(1/30)

第107回C-Bioセミナー
遺伝子レベルで探る植物の環境耐性と成長の調和

 植物は、絶えず変化する野生環境の中で、成長と自己防御のバランスをとりながら生きています。過酷な条件の中で競争に打ち勝ち、効果的な成長を遂げるためには、限られたエネルギーの最適な配分と利用が不可欠です。分子遺伝学の観点から見ると、ストレス応答性遺伝子が植物の成長を抑制することはよく知られていますが、この制御メカニズムにはまだ解明されていない側面が多く存在します。
 金博士の研究は、真核生物の小胞体ストレス応答機構(unfolded protein response、UPR)に注目し、その制御因子が根の伸長成長に及ぼす影響とその分子機構の解明を目指すものです。この公演では、これまでの研究成果とともに、植物のストレス応答性遺伝子制御機構と成長制御の研究動向を紹介します。

講演者:理化学研究所環境資源科学研究センター 金 俊植 博士

日 時:1月30日(火) 8時40分~
場 所:オンライン
お申込:こちらからお申込みください。
申込期限:1月29日(月) 14時00分

【お問い合せ】
バイオサイエンス教育研究センター
Mail:c-bio※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を@に置き換えてください。)

【関連リンク】
植物分子農学研究部門HP