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教育 研究

[イベント]第104回C-Bioセミナーを開催します(7/24)

第104回C-Bioセミナー
植物の環境ストレス耐性を向上させるエタノールプライミング

 植物は、乾燥や高温などの環境ストレスに対し優れた耐性機構を進化的に発達させてきました。この耐性機構に関する知見を応用して、分子育種学的なアプローチによる環境ストレス耐性植物を創出するための研究が盛んに行われています。一方、ケミカルプライミングという手法によって環境ストレス耐性を向上させる研究も盛んに進められています。ケミカルプライミングは、特定の化合物で植物をあらかじめ処理することで、その後曝されるストレスによる障害を軽減させる技術です。我々はこれまでにエタノールで植物をあらかじめ処理することにより、環境ストレス耐性が強化されることを見出しました。本講義では、エタノールに着目した理由、エタノールによるプライミング機構の仕組みを解明する取り組み、およびロボットによるエタノールの植物への処理の自動化について紹介します。

講演者:理化学研究所環境資源科学研究センター 戸高 大輔 博士

【日 時】7月24日(月) 14時20分~
【場 所】オンライン
【お申込】 こちらからお申込みください。
【申込期限】7月21日(金) 14時

【問合せ】
バイオサイエンス教育研究センター
Mail:c-bio※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を@に置き換えてください。)

【関連リンク】
植物分子農学研究部門HP