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[プレスリリース]Diamond Like Carbon膜の密着力評価方法を国際規格化 ~汎用的な摩擦試験機にAEセンサを組合せることで評価が可能に~

【発表のポイント】
・摩擦係数の低いDiamond Like Carbon(DLC)膜の信頼性確保に密着力の管理が重要です。
・既存の評価法は実部品での試験結果との相関が不十分で、研究・開発時の課題でした。
・汎用的な摩擦試験機に、DLC膜の剥離を検知するアコースティックエミッション(AE)センサを加えることで、実部品と相関のある密着力を計測できる簡易的な評価方法を開発しました。

■概要
 宇都宮大学工学部の馬渕豊教授は、2018年から日産自動車㈱と共同で"AEを用いた潤滑下のDLC膜の密着力評価方法"の研究開発に取り組んでいます。本評価方法はDLC膜の研究開発や部品適用に有用なため、本成果を基に、日本機械学会ISO/TC123(平軸受け)を通じて国際規格(ISO)化の提案を進めてきました。TC123国際会議での審議を経て承認が得られ、2022年5月18日にISO 4821として発行されました。

ボールオンディスク型摩擦試験の図

DLC膜とボール支持治具、AEセンサの写真

DLC膜とボール支持治具、AEセンサの写真



詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

<本件に関する問い合わせ>
馬渕 豊(宇都宮大学 学術院 教授)
TEL/FAX:028-689-6079
e-mail : y-mabuchi※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を半角@に置き換えてください)