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国立歴史民俗博物館及び國學院大學栃木短期大学との包括的な連携・協力に関する協定書を締結しました

 宇都宮大学は大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館及び学校法人國學院大學栃木学園國學院大學栃木短期大学と3月23日(火)に3機関の包括的な連携・協力に関する協定書を締結しました。
 今回の協定は、文化財保全活動をともに担う国立歴史民俗博物館、國學院大學栃木短期大学及び本学の三者が連携・協力することで、栃木県の地域研究・教育・社会貢献の充実化をはかり、本学が國學院大學栃木短期大学とともに、栃木県における当該分野の研究・活動拠点となることを目指すために締結するものです。
 本学においては、令和元年10月の東日本台風(台風19号)で県内の歴史文化遺産が被災した折に、水損史料のレスキューに取り組み、令和2年8月に本学教員を発起人代表とする「とちぎ歴史資料ネットワーク」が設立されました。同ネットワークで県内の文化財保全活動をともに担う國學院大學栃木短期大学とは既に連携・協力をしており、更に国立歴史民俗博物館の資料保存・継承のノウハウと人材を活かし三者で連携・協力していくことで、栃木県における歴史文化遺産の保存・継承活動の強化・発展が期待されます。

【過去の関連トピックス】
教育学部の髙山慶子准教授が台風19号により被災した歴史資料の救出作業に参加しています(2019.12. 5掲載)