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国際学部の学生チームが2025年度国際人道法ロールプレイ大会で準優勝しました
本学国際学部の学生チーム(国際学部3年 吉田桜華、伊藤大翔、三好紗矢)が、11月1日(土)に東京大学駒場キャンパスで開催された「2025年度国際人道法ロールプレイ大会」にて準優勝(Runner Up Prize)を獲得しました。
この大会では、架空の武力紛争下における人道支援や国際法をめぐる様々な課題に対し、学生たちが与えられた役割を演じながらチームでミッションに挑みます。今回の準優勝は、2022年大会に続く2度目となります。
さらに、11月8日(土)・9日(日)には、「2025年度国際人道法模擬裁判大会国内予選会」が、本学峰キャンパスにて初開催されます。本大会は、国際学部のGlobal Justice & Peace Research Institute(旧:国際平和と人権人道法研究会)との共催で行われ、全国の大学から参加者が集い、熱い議論が交わされることが期待されます。
国際学部3年 吉田桜華さん コメント
ロールプレイ大会では、法的な知識に加えて、コミュニケーション力や立ち振る舞い、言葉の使い方、チームワークも重要視されます。そのため、大会コーチである藤井広重先生のご指導のもと、これらを意識しながら準備を進めてきました。
学びを進める中で、昨今の国際人道法を軽視した攻撃や、人道支援の重要性の高まりについて知ることができ、改めて国際人道法の重要性を考える機会となりました。
結果として、Runner Up Prizeをいただくことができ、努力が報われたと感じています。審査員の方々からは、法的知識の面で高く評価していただきましたが、同時に課題も多く見つかる大会でもありました。これらの反省点を糧に、今後も大会等への挑戦や学びを続けていきたいと思います。
大会参加にあたり、藤井研究室の仲間やOB・OGの皆様から多くのサポートをいただきました。また、大会の運営をしてくださった赤十字国際委員会駐日代表部の皆様をはじめ、大会関係者の皆様にも心より感謝申し上げます。今後も藤井先生のご指導のもと、さらに国際法分野への理解を深め、武力紛争下における「人」の存在や法の意義について考え続けていきたいと思います。
【関連リンク】
2025年度国際人道法ロールプレイ大会国内予選
2025年度国際人道法模擬裁判大会国内予選
Utsunomiya University Global Justice & Peace Research Institute(UU-GJP)
研究者総覧 藤井広重准教授