トピックス

国際交流 研究

国際学部の教員と学生たちが「TICAD9」関連イベントに参加しました

 本学国際学部附属多文化公共圏センター「国際平和と人権人道法研究会」に参加する学生たちが、8月24日にJICA横浜にて開催されたTICAD9(※1)のサイドイベント『Young Africa Connect』にて、ポスター発表とラウンドテーブルへ登壇しました。
 学生たちは、2つのポスター発表を行いました。ひとつは「フィールドワークから見えたエチオピア~研究室での経験の共有~」と題し、2024年にエチオピアで実施したフィールドワークと、その経験をいかに研究室で共有してきたのかについて紹介しました。もうひとつは、「Challenges Surrounding Emergency Humanitarian Assistance and Development in Africa - Through the Dilemma of the International Committee of the Red Cross (ICRC) -」と題し、2025年のグローバル・ガバナンス学会での報告を元に、学術的な研究成果を発表しました。
 また、ラウンドテーブルでは、国際学部4年の髙橋世羽さんが「アフリカと日本の2050年のあるべき姿」に登壇し、大学での学びや自身がエチオピアに渡航した際の経験も交えながら議論を盛り上げました。

※1 TICAD9:第9回アフリカ開発会議。2025年8月20日~22日にかけて横浜で開催。


国際学部4年 髙橋世羽さん コメント
 私は人前で話すことにあまり自信がなく、当日まで緊張と不安でいっぱいでしたが、登壇者たちと意見を交わす中で「もっと話したい」という気持ちへと変わるほど、刺激的な時間を過ごすことができました。特に、スーダン内戦の当事者からの声は、自分一人で考えていたときには思いもつかなかった視点や可能性に触れることとなり、ニュースや資料から得られる情報以上に心に響きました。
 対等なパートナーとして共に未来を築いていくアフリカの人々とのふれあいは「平和とは何か」「国際社会に生きる一人として何ができるのか」を考えるきっかけとなりました。改めて、本企画の主催者の皆様、東洋学園大学の井上実佳先生、指導教員の藤井広重先生、研究室の仲間に感謝を伝えるとともに、このような貴重な経験をさせていただいたからこそ得られた気持ちを、自らの成長につなげ、未来の行動へと生かしたいと思います。


イベントに参加する学生たちの写真1 イベントに参加する学生たちの写真2 イベントに参加する学生たちの写真3 イベントに参加する学生たちの写真4

イベントの様子


 学生主体の取り組みに加え、TICAD9閉会後の8月25日には、第322回HSPセミナー「THE AFRICAN UNION'S PARTNERSHIP AND GEOPOLITICAL CONTEXT: TICAD9直後に考える日本とアフリカのパートナーシップ」と題する研究会(※2)が東京大学にて開催され、国際学部の藤井広重准教授が司会を務めました。
 アムステルダム大学から基調講演者としてUeli Staege博士が招聘され、研究者、外務省やJICAの職員など、外交や開発の最前線で活躍されている方々との活発な議論が行われました。ラウンドテーブルでは、国際学部のSugit Arjon助教も登壇し、ASEANの視点からアフリカについての議論を盛り上げました。

※2 本研究会は、藤井准教授が代表を務めるJSPS科研費【基盤研究(B)25K00607:平和安全保障をめぐるアフリカ連合の対外政策に関する研究】の助成を受けたものです。

研究会の写真

研究会の様子

【関連リンク】
Young Africa Connect
国際平和と人権人道法研究会
平和安全保障をめぐるアフリカ連合の対外政策に関する研究
第322回HSPセミナー
研究者総覧 藤井広重准教授
研究者総覧 Sugit Arjon助教