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[イベント]第7回イチゴセミナー(第121回C-Bioセミナー)を開催します(4/30)
第7回イチゴセミナー(第121回C-Bioセミナー)
イチゴの光合成を最適化する葉緑体配置
葉緑体は、光の変化に応答して細胞内配置を変えることで光合成を最適化しています。たとえば葉緑体は、光の弱い曇天下では細胞表面に並ぶことで光合成を最大化し、光の強い直射日光下では細胞側面に並ぶことで光ダメージを軽減します。これらの現象は葉緑体定位運動と呼ばれ、これの調整は植物バイオマスの増加に寄与します。しかしイチゴを含めた農作物の栽培では、葉緑体定位運動が利用されていないため、植物の光合成能を十分に活用できていません。本講演では、我々が取り組んでいるイチゴの光合成の最大化を目指した葉緑体定位運動の研究に関して紹介します。
また、本セミナーシリーズを主催している宇都宮大学イチゴプロジェクトについてもプロジェクト代表として紹介します。
学外の方もご参加いただけます。皆さまのご参加をお待ちしております。
【講演者】児玉 豊 教授(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター)
【日時】4月30日(水)15:30~
【会場】峰キャンパスゲノミクス研究棟2Fセミナー室およびオンラインのハイブリッド形式
【お申込】お申込みフォームからお申込みください
※申込期限 4月28日(月)14:00
【お問い合せ】
バイオサイエンス教育研究センター
Email: c-bio※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を@に置き換えてください。)
【関連リンク】
植物分子農学研究部門HP