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国際大会で2位を獲得するなど国際人道法と人権法の分野で活躍する学生4名(大学院地域創生科学研究科、国際学部所属)が学長に活動報告をしました

 10月8日(金)に、大学院地域創生科学研究科グローバル・エリアスタディーズプログラム1年の福原玲於茄さん、横山友輝さん、国際学部3年の菊地翔さん、鈴木ひとみさんと指導教員の国際学部藤井広重准教授が学長室を訪れ、活動報告をしました。

 福原さん、横山さん、菊地さんは8月にオンライン開催されたKırımlı Dr. Aziz Bey国際人道法大会にて見事2位を獲得しました。大会は、イスタンブール国際法センターおよび赤十字国際委員会等が共催し、本選には予選を通過した10大学が参加しました。決勝戦では、ジョージアの学生と航空戦をめぐる国際人道法に関して白熱した議論を行ったことが報告されました。「1年時から藤井先生のもとで指導を受けてきて、フィナリストに選ばれたときはこれまでの努力が実を結んだ気がして感激した」「英語での議論は大変であったが他国の大学生とプライベートな交流もできて充実した機会であった」と感想が述べられました。

 また、9月には、藤井研究室のメンバー10名が中心となり、国連が実施しているGlobal Week to #Act4SDGsへ参加し、「コロナ禍のもと、国際人権について考える」と題したオンラインでの連続講演会を開催したことが鈴木さんから報告されました。学生たちが9月24日に実施した国際人権法模擬裁判の英語によるデモンストレーションでは、「多くの高校生が参加してくれて関心の高さに驚いたが嬉しかった」、「国際人権法および人道法に関する活動を次の世代につなぎながら継続していきたい」と感想が述べられました。

 藤井准教授は「大会への参加は、机上の学びを実践につなげる素晴らしい機会であり、これからも大会での結果には囚われず、真剣に学び考えることを純粋に楽しんで欲しい」と学生に伝えました。学生たちは、これからも国際人道法に関する学びを深め次の大会に向けて準備を頑張りたい、また将来的には国際的な舞台で活躍できる人材になりたいと語りました。

 池田学長からは、国際大会での上位入賞に対するお祝いの言葉と、日々の学びの積み重ねに対する労いと今後への期待の言葉が伝えられました。

 大学院修士課程で学ぶ福原さん、横山さんは、国連や赤十字国際委員会、国際NGOなどの国際機関でインターンも経験し、着実に国際的な舞台での経験を積んでいます。

学長とテーブルを囲んで 学長への報告の様子
学長への報告の様子 学長への報告の様子
学長への報告の様子 学長と藤井准教授と学生たち

学長への報告の様子


【関連リンク】
・The Kırımlı Dr. Aziz Bey International Humanitarian Law Competition
・Global Week to #Act4SDGs
・グローバル・エリアスタディーズプログラムHP
・国際学部HP
・藤井広重准教授HP