分野融合型萌芽研究



[行動科学×光学]

感染拡大防止のための非接触・クリーンな注意喚起法

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●About

石鹸での手洗いなどのアフターコロナ時代のニューノーマルとして必要な行動を求めるポスターなどの情報は、見られなければそもそも行動を誘発できない。本研究は、行動科学と開発されたばかりの光学技術を組み合わせることで、早急な社会実装が求められている感染拡大防止行動を誘発するナッジ(肘でつつくように行為を促す情報)を開発する。具体的には、行動変容を誘発することを意図して設計した情報を、空中ディスプレイの応用技術により実現する「選択的注意を誘発するイメージ」として石鹸ボトルの位置に投影する。本研究では、行動科学と光学技術の融合させることで、石鹸での手洗いを求めるナッジに対する認知リソースの確保し、石鹸での手洗い行動の誘発を目指す。


●Member

糸井川高穂 地域デザイン科学部・助教 研究代表者

山本 裕紹 工学研究科・教授