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[プレスリリース]植物の生命活動を支える起動装置を発見
植物は、毎朝"スイッチが入る"ことで活発な生命活動を開始します。本研究は、そのスイッチの正体を分子レベルで初めて突き止めました。本研究は、東京農工大学大学院農学研究院 生物システム科学部門の梅澤泰史教授および同大学大学院 生物システム応用科学府の高瀬緋奈乃氏(博士課程2年)を中心に、名古屋大学、山口大学、東京理科大学、宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター 児玉豊教授、野口穂氏との共同研究として行われました。
本研究では、植物の生命活動を駆動するエンジンである細胞膜プロトンポンプを直接活性化する"起動装置"が、C5およびC7グループに属するRaf型キナーゼの複合体であることを明らかにしました。さらに、この仕組みが光と二酸化炭素(CO2)の変化に応答して働くことで、植物が毎朝気孔を開くメカニズムを分子レベルで説明できることを示しました。この一連の過程は試験管内で再構成され、理論だけでなく実験的にも裏付けられました。
本研究成果は、Science(5月14日付)に掲載されました。
論文タイトル:Raf-like protein kinase heterocomplexes directly regulate the plant plasma membrane H+-ATPase
URL:https://www.science.org/doi/10.1126/science.adx9533
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