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2019年度宇都宮大学SDGs推進奨励賞成果報告会をオンラインで開催しました

 宇都宮大学では、学生及び教職員の様々なSDGsの取り組みを推進する施策として、光陽エンジニアリング株式会社会長の飯村愼一氏からの寄附を得てSDGs推進奨励賞を設け、昨年は学生団体等8件と教員グループ5件の取組みを表彰しました。その活動報告会は当初3月を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い順延し、9月23日(水)に開催しました。
 はじめに、飯村会長からの宇都宮大学へのエールを込めたご挨拶を賜ったのち、学生による成果報告、休憩を挟んだのち教員の成果報告をそれぞれ行いました。続いて、国連広報センター所長の根本かおる様、およびマレーシア・サラワク大学のソウバ教授から頂いたSDGs活動に関するビデオメッセージを放映し、学外も含めた参加者は、改めてSDGs活動の重要性と国際性について再認識しました。
 最後に、学生の報告には学長賞2件、飯村会長賞、敢闘賞2件の合計5件を授与し、その活動を顕彰しました。

〇受賞団体

学長賞
『陸と海の豊かさを守るための環境教育プログラムの構築および実践』

金敷 奈穂(農学部)

『宇都宮大学環境改善学生サポーターECHO』

宇都宮大学環境改善学生サポーターECHO

飯村会長賞
『地域社会と共に広める「平和」と「公正」―SDGsの達成に向けた世界を旅する謎解きゲーム―』

藤井ゼミ(国際学部)

敢闘賞
『"難民"とは一体誰なのか?-人とつながり、映し出す世界-』

JAMAL(国際学部)

『食教育における酪農体験実習の効果の定量的調査』

家畜繁殖生理学研究室(附属農場)


 SDGs(Sustainable Development Goals, 持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている2030年までの国際目標です。SDGsは、持続可能な世界を実現するための17のゴールが設けられ、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。このSDGsの目標は、宇都宮大学の理念と方針のひとつである「持続可能な社会の形成を促す研究を中心に,高水準で特色のある研究を推進します」に共通することもあり、本学ではすでに「SDGs事例集」をホームページで公表しています。一方、新型コロナウイルスが蔓延する中で、SDGsへの貢献活動がストップしていましたが、ここにきてようやく再開されました。