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[プレスリリース]ゲノム編集技術を用いてアリの性決定に関わる遺伝子の働きを解明

 私たち人間のように雌雄のある生物には、繁殖能力が低い中途半端な性(雌になりきれない雌や雄になりきれない雄)が数多く出現しないよう、よく制御された遺伝子ネットワークが存在します。バイオサイエンス教育研究センターの宮川美里博士(日本学術振興会特別研究員(RPD))と宮川一志准教授は、アリ類で初めて、雌になるのに必須な遺伝子 transformer をウメマツアリで同定し、この遺伝子が性を決める遺伝子ネットワークのなかで、雄雌どちらに成長するのかを方向付ける役割を持つことを証明しました。
 本研究は、2023年4月5日付の英科学誌「Insect Biochemistry and Molecular Biology」に掲載されました。


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バイオサイエンス教育研究センター
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