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ドイツ・ニュルンベルク模擬裁判大会に本学学生チームが日本の大学初の本戦に出場します
本学大学院地域創生科学研究科および国際学部の学生チームが、2025年7月23日から26日にかけてドイツ・ニュルンベルクで開催される「ニュルンベルク模擬裁判大会(Nuremberg Moot Court)」の本選に出場します。日本の大学として本選に出場するのは、これが初の快挙です。
この大会は、国際刑事法の象徴的な地・ニュルンベルクにおいて、模擬裁判形式で議論を競う国際大会です。現在、学生たちは、国際学部の藤井広重准教授の指導のもと、本戦に向けた準備に取り組んでおり、世界最高峰の議論に触れる機会に胸を弾ませています。

大会に参加する学生たち
チームをまとめる花塚ひとみさん(国際学部4年) コメント
ニュルンベルク模擬裁判大会は、今回で二度目の挑戦となります。昨年は、申述書の審査にてあと数点が足りず敗退してしまい、悔しい思いをしましたが、今年はさらなる飛躍を誓い藤井広重先生のご指導のもと、5人のチームメンバーが一致団結して、準備を進めてきました。そして、遂にニュルンベルクで開催される本戦(オーラルラウンド)への出場権を獲得することができました。
13回目を迎えるこの大会の本戦に出場した日本の大学はまだなく、宇都宮大学が初めてだと聞いております。留学経験もない日本人の学生中心の私達が、世界中から選ばれた40大学が集うニュルンベルクの法廷で、どこまで出来るか不安もありますが、これまでの学びを生かし、誠実かつ力強く議論に臨んでまいります!
また、藤井准教授は、2025年6月にオランダ・ハーグで開催された「国際刑事裁判所模擬裁判大会(International Bar Association International Criminal Court Moot Court Competition)」において、審査官(Evaluator)に選出され、参加チームの申述書の審査にあたりました。
大会では世界各国の学生が参加し、白熱した議論が繰り広げられました。

審査官証明書
【関連リンク】
ニュルンベルク模擬裁判大会(Nuremberg Moot Court)公式ホームページ
国際刑事裁判所模擬裁判大会(International Bar Association International Criminal Court Moot Court Competition)公式ホームページ
研究者総覧 藤井広重准教授