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農学部の神山拓也助教が根研究学会学術奨励賞を受賞しました
農学部の神山拓也助教が、「菌根菌資材や根の可塑性を利用したリン酸施肥量削減に向けた栽培技術」で根研究学会学術奨励賞を受賞しました。
日本はリン酸肥料原料のほぼ100%を輸入に依存しているため、近年の世界的な肥料価格の高騰を受け、生産者の経営が圧迫されています。この問題の解決に向け、神山助教は、植物のリン吸収を促進するアーバスキュラー菌根(AM)菌質材を活用するための土壌条件を解明しました。さらに、施肥位置で根が繁茂する現象(根の可塑性)を利用したリン酸局所施肥技術を開発しました。
神山助教は現在、根研究学会の評議員ならびに会誌「根の研究」副編集委員長を務めています。今後、神山助教による当研究分野の益々の発展が期待されます。

受賞時の神山助教(左)
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