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「グローバル・ガバナンス学会第13回研究大会」において国際学部の学生が学会奨励賞(学部生の部門)を受賞しました

 2020年11月14日・15日にオンラインにて開催されました「グローバル・ガバナンス学会第13回研究大会」において、本学国際学部3年藤井研究室に所属するアティラ・ナシルさん、榊原彩加さんの2名による報告『ロヒンギャ問題から見る不処罰文化の終止という国際規範と国際刑事裁判所』がポスターセッション学部生の部門にて学会奨励賞に選ばれました。国際学部藤井研究室は、昨年に続き二度目の受賞となります。同学会から賞状を手にした学生達は、国際学部の佐々木一隆学部長へ受賞の報告を行いました。

[受賞学生コメント]
アティラ・ナシルさん
 この度は、グローバル・ガバナンス学会で奨励賞を受賞することができ、宇都宮大学の学生として誇りに思います。私たちは「ロヒンギャ問題から見る不処罰文化の終止という国際規範と国際刑事裁判所」というテーマでポスター報告をさせていただきましたが、審査員や学会員の方々から、多角的な視点でのご意見や質問をいただき、有意義な議論をすることができました。その議論は自身の研究をさらに発展させることのできる非常に価値のある経験となりました。
 そして、学会まで半年間以上にわたって、ご指導いただいた藤井広重先生や、ご協力いただいたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

榊原彩加さん
 学会に向けての研究は、普段の授業とは研究の道筋の立て方が違い、方向性に関して苦戦することも多かったです。しかし、アティラさんと話し合いを重ね、 藤井先生にも助言をいただいたことで何とか研究を完成させることができ自分の成長につながったと思います。また、今年はオンライン開催となってしまったため、学会に所属する先生方とお会いすることができず残念に思っていましたが、ポスターに関する質疑応答ではかえって緊張しすぎることなく受け答えができました。
 今回、奨励賞をいただけたのは、新型コロナウイルスで学会が延期された後も粘り強くご指導してくださった藤井先生や研究に協力してくださった藤井ゼミの先輩方、UIPJ(宇都宮国際平和と司法研究会)メンバーのおかげであり、本当に感謝しています!

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