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株式会社クリーンエナジー・ソリューションズと「太陽光発電設備PPA事業基本協定書」を締結しました

 宇都宮大学と株式会社クリーンエナジー・ソリューションズは、「太陽光発電設備PPA事業基本協定書」を5月30日に締結し、7月11日に記者会見を実施しました。
 この協定は、本学が掲げる「宇都宮大学温室効果ガス排出削減実施計画」および「同実施要領」に基づき、省エネルギーと再生可能エネルギーの導入を推進する中での重要な取り組みです。峰キャンパスおよび陽東キャンパスにおいて、PPA(Power Purchase Agreement)方式によるソーラーカーポート型太陽光発電設備の導入に向けた協議を進めることを目的としています。
 また、本事業は、宇都宮市の脱炭素先行地域に指定されている陽東キャンパスにおける電力由来のCO₂排出量実質ゼロを含む、2030年度までの環境目標の達成にも大きく寄与するものです。
 記者会見において池田学長は、「地域や企業との連携を深めながら、持続可能な社会の実現に向けて具体的な取組を着実に進めてまいります。」と述べ、期待を示しました。

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左から、クリーンエナジー・ソリューションズ 大塚代表取締役、池田学長、栃木銀行 仲田取締役頭取


■概要
内容:PPA方式による太陽光発電設備導入に向けた協議
設置予定地:峰キャンパス、陽東キャンパス
発電容量合計:1,870.5kW
カーポート収容台数:610台(峰:298台、陽東:312台)
年間CO₂削減見込:795t-CO₂(峰:399t、陽東:396t)
協定締結先:株式会社クリーンエナジー・ソリューションズ
施工・管理会社:藤井産業株式会社


■PPA事業スキームについて

概要図の画像

PPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)とは、施設所有者が提供する敷地や屋根などのスペースに、太陽光発電設備の所有・管理を行う会社が設置した太陽光発電システムで発電された電力を、その施設の電力使用者へ有償で提供する仕組みです。

【関連リンク】
株式会社クリーンエナジー・ソリューションズ