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宇都宮市主催の「大学生によるまちづくり提案発表会 2019」において、1位に「宇都宮大学国際学部藤井広重研究室と研究サークルUIPJ」、2位に「宇都宮大学建築環境研究室」が選ばれました
宇都宮市主催の「大学生によるまちづくり提案発表会 2019」が12月20日に市役所で開催され、1位に「宇都宮大学国際学部藤井広重研究室と研究サークルUIPJ」、2位に「宇都宮大学建築環境研究室」、奨励賞に「宇都宮LRT学生団体」が選ばれました。
学生が若者の視点でまちづくりを提言するこの発表会は、今回で15回目となり、市内の5大学計17団体が参加しました。今年の課題は、「SDGsな未来都市 うつのみや」で、学生たちは、SDGsの視点から持続可能な「未来都市うつのみや」を実現するための提案を発表しました。
1位に選ばれた藤井研究室は、SDGsの17の目標において、ゴール16「平和と公正」に着目し、子どもの人権啓発のワークショップを通じて、国際的な人権規範を地域に根付かせるためのアプローチを提案しました。大学の講義やゼミでの学びを地域に還元できる工夫された本提案に、審査委員からは、これまでに藤井研究室の学生が主体となって既にワークショップを複数回、小中学生に対して実施している点を高く評価し、審査委員と一般の投票のどちらも本提案を第1位に選んだため満場一致の結果であったとのコメントがありました。藤井研究室では、今後も継続的に小中学生に対する人権ワークショップを開催し、国際人権基準の重要性を伝えていくとともに、2020年4月に京都で開催される第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)でのサイドイベントにて本提案内容を報告し、様々な専門家との議論を通して、本提案を更に発展させていきたいとのことです。
1位:宇都宮大学国際学部藤井広重研究室と研究サークルUIPJ(宇都宮国際平和と司法研究会)
提案名: あらゆる場面においても、子どもの権利保障に向けた市民参加型アプローチの実践~「未来都市うつのみや」におけるSDG16の推進と循環の「わ」~
2位:宇都宮大学建築環境研究室
提案名:宇都宮まちなかアウトドアリビング(UUOL)
中心市街地の空き地を活用したコワーキングスペースの設置を提案しました
奨励賞:宇都宮LRT学生団体
提案名:Data-able Smart City