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[イベント]原発震災被害を考える写真展・講演会企画のご案内
3.11以降の福島市において、高校の美術教員を続けながら「日常の中の非日常」を撮影し続けている赤城修司さんの写真展と講演会を開催します。日常生活のなかに遍在する被害の記録から、原発震災によって私たちが暮らす社会がどのように変化してきたのかについて、考えてみませんか。
「できるだけ自分の手の届く範囲の場所を記録したいと思っている。いかに世のメディアが、復興に沸く輝く街の姿でうめつくされていても、僕は足元の僅かな傷跡を記録しておきたいと思っている」(赤城修司氏写真集『Fukushima Traces,2011-2013』(Osiris、2015)のあとがきより)
【開催期間】
赤城修司展
6月2日(土)9時から17時
6月3日(日)9時から17時
赤城修司氏講演会:「僕の見た福島」
6月3日(日)13時から15時(先着80名)
【会 場】 宇都宮大学峰キャンパス
UUプラザ2階 コミュニティフロア
【申込み】 不要
【参加費】 無料
【主催・問い合わせ先】
宇都宮大学国際学部 清水奈名子研究室
【後 援】 宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター「福島
原発震災に関する研究フォーラム」
【謝 辞】 本企画はJSPS科研費JP16K12368並びにJP17K12632の
助成を受けています
<赤城修司氏プロフィール>
1967年福島県生まれ。1989年筑波大学芸術専門学群洋画コース卒業。青年海外協力隊員として1994年より2年間ブルガリアに滞在、美術教師として活動。出品展に、「未来の体温 after AZUMAYA」(山本現代、アラタニウラノ、2013)、「Transmission」(スタジオ35分、2014)、「赤城修司+黒田喜夫-種差デコンタ2016」(八戸市美術館、2016)、「Perpetual Uncertainty」(マルメ美術館スウェーデン、2018)他。また、2015年より「グランギニョル未来」に参画、同メンバーとして帰還困難区域で開催の"見に行くことができない展覧会"、「Don'tFollow the Wind」に出品中。写真集に、『Fukushima Traces,2011-2013』(Osiris、2015)。現在、福島市在住、高等学校美術教員。