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「高校生サミットin栃木2017」を開催しました
平成29年3月19日(日)、宇都宮大学は栃木県社会福祉協議会やとちぎ福祉教育研究会、学生サークルUP(宇大生プロジェクト)との共催により「高校生サミットin栃木2017」を峰キャンパス峰ヶ丘講堂で開催しました。県内7つの高校の生徒や社会福祉協議会関係者など60名を超える参加者が、ゲストによる体験報告やワークショップをとおして、災害時に備えて日常生活でできることは何か、県内でできる被災地支援は何かを考えました。
当日は東日本大震災以降、被災地支援を続けている本学の学生サークル「UP」が全体の進行を務めました。フォーラムでは大震災に被災された方々をゲストとしてお招きし、東日本大震災の際、何をしていて、何が心配だったかを話していただきました。福島県から家族で避難してきた方からは震災発生直後の壮絶な生活の様子が語られ、視覚障がいや肢体不自由 の方からもそれぞれの立場で困ったこと、ありがたかったことについてお話いただきました。
その後、ワークショップ形式でのグループワークに移り、「もしも、今、災害が起こったら」「今日から私たちができること」をゲスト参加の方々とともに検討しました。参加した高校生からは「避難経路や非常食を確認しておきたい」「近所にいる障がい者の方とコミュニケーションを取ってみようと思う」などの声が聞かれ、立場を超えて、多くの方々が集い、語り合うことができた機会となりました。
フォーラムでの報告の様子
グループワークの模様。被災されたゲストの方々と災害時の備えについて検討。