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[ニュース]「第1回地域デザインセンターシンポジウム」を開催しました

   宇都宮大学では2月23日、「第1回地域デザインセンターシンポジウム 地域×デザイン×大学 ― 地域をつなぐ 未来につなげる ―」を開催しました。
   本シンポジウムは、地域と大学の一層の連携を図るためにあるべき実践的活動を考察することを目的にしたもので、第1部では、地域デザイン科学部附属施設として昨年4月に設置された地域デザインセンターの活動や、平成30年度から開始される学部共通授業「地域プロジェクト演習」についての報告がありました。第2部では、「これからの地域と大学のつながりを考える」と題して、地域の課題をテーマに実践的研究を支援する「地域連携プロジェクト」の成果報告が同大教職員から報告されました。さらに2015、2016年度にそれぞれ地域協働学部、地域資源創成学部を開設した高知大学と宮崎大学による教育事例の紹介が行われました。
   報告者によるパネルディスカッションでは、人材養成や地域課題解決へ向けて地域と大学が連携する効果と課題が議論されました。そこでは、大学が地域の自立を促すことを前提にしながら、地域のシンクタンクとして役割の幅を広げ、専門性を有する機関として教育研究にあたる重要性が確認されました。
   学内外から延130名の参加があり、地域系学部の今後の教育研究の期待が述べられるなど、人口減少期における豊かな地域社会の実現に向け、地域と大学のこれからのあり方を地域の方々と共に考える場として、有意義なシンポジウムとなりました。
 
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シンポジウム冒頭挨拶する塚本学部長
地域と大学の連携をテーマにしたパネルディスカッションの模様

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