職員募集案内(2025年度版)

学長からのメッセージ

宇都宮大学長 池田宰の写真
宇都宮大学長 池田宰

 宇都宮大学は、栃木県唯一の国立総合大学として、地域の知の拠点、地域活性化のエンジンとなることをミッションとし、未来を担う人材の育成と持続可能な社会に資する研究を進めています。学生、保護者、教職員はもとより、自治体、経済界、産業界、教育界、そして地域の方々等、本学の多様なステークホルダーからの信頼と期待に応える大学として、学長の適切なリーダーシップのもと、ビジョンの具体化、風通しの良い運営、働きがいのある環境等を整え、教職学協働体制、全構成員による当事者意識とビジョンの共有、理解のもと、地域・社会との共創をいっそう進める、さらなる進化に取り組んでいます。

 また本学では、3C精神(Challenge:主体的に挑戦する、Change:自らを変える、Contribution:広く社会に貢献する)を大切にしてきました。これに、3Cアクション(Connect:主体的に社会と繋がり、Commit:責任を持って社会に関与し、Collaborate:多面的に社会と協働する)を加え、社会との繋がりをより大切にしながら、well-being社会の実現に貢献し、成長し続ける組織となることを目指しています。

 本学は、地域から信頼され、期待され、選ばれ、愛される大学になるべく、努力を続けています。このような本学の方針のもと、ともに働きたいと思われる方々を募集しています。是非、一緒に働きましょう!

宇都宮大学では、宇大スピリット=「3C精神」+「3Cアクション」を大切にしています。
詳細は、 宇大スピリットのページ をご確認ください。



主な職務内容

大学職員の仕事は以下のように多岐にわたるため、多種多様な業務を経験することができます。

総務・広報・企画系

大学全体の事務の総括、企画戦略や評価、広報に関する業務
企画総務課

人事系

大学全体の人事や労務、給与に関する業務
人事課

財務・経理系

大学運営を支える予算・資金・備品等の管理
財務課

学生支援系

学生の入学から卒業までの間に関する全般的な支援や事務
修学支援課
学生支援課
陽東学務課
入試課

研究支援系

大学の学術研究の支援や産学連携事業に関する業務
社会共創・研究課

図書・情報系

大学の教育や研究を支える図書・資料・情報化に関する業務
学術情報課
情報通信基盤センター

学部系

大学の学部の運営に関する業務
各学部
各キャンパス事務部
各附属施設

キャリアパス

○人事異動
若手職員は概ね2~3年で人事異動を行い、幅広く経験を積めるようにしています。

○昇任について
職員一人ひとりの能力、特に責任ある係長以上の役割は重要となっています。本学では、勤務成績及びその他の能力の総合的な評価に基づき昇進者を決定しています。最短で概ね下図のような流れになります。

○他機関との人事交流
幅広い視野を持った職員の育成と資質向上を図ることを目的とし、他機関との人事交流 (出向)の機会を設けています。本学に復帰後は、その機関での実務により得た経験と知識が活かせるような部署に配置します。
人事交流先:文部科学省、国立大学協会、日本学術振興会、大学改革支援・学位授与機構等


係員
主任(30代前半)
係長・専門職員
(30代後半)
課長補佐・専門員
(40代中頃)
課長・事務長
(50代前半)
部長

キャリアサポート

各種研修や若手を支える制度が、あなたの「やる気」を「成長」に。

●階層別研修

職位に応じた知識の習得や能力の育成を行う研修です。
新任職員研修、係員研修、係長級研修など 新任職員研修:ワークや実地研修を導入したアクティブな研修で宇大を、仕事を、自分を知る!
新任職員研修グループワークの写真

●能力育成研修

業務で必要とされる知識の習得や能力の育成を行う研修です。
スキルアップ研修、英会話研修など 英会話研修:Nice to meet you!英語オンリーの20分。最初はみんな緊張するんです!
英会話研修の写真

●自己啓発支援研修

職員が自ら考え、知識の習得や課題解決に向けて取り組む活動を支援する研修です。
宇大未来塾、若手職員SD、放送大学(科目等履修)など 宇大未来塾:栃木県を代表するリーダーの講義に加え、志ある県内の若手と交流できる機会も!
宇大未来塾の写真

外部機関(文部科学省)出向経験者の声

項目をクリックすると内容が表示されます。

学生支援課留学生・国際交流室 主任【平成26年4月採用】
出向経験のある職員の正面写真
現在の仕事内容について教えてください。  宇都宮大学における国際交流の推進に取り組んでいます。学生の海外派遣について、海外英語研修に関する説明会や国際インターンシップ体験報告会を開催し、学生の積極的な参加を促進しています。
 派遣学生に対しては、各種手続き面の相談対応、海外における安全面に関するオリエンテーションの開催、宇都宮大学独自の奨学金制度等を通して、留学生活のサポートを行っています。
 海外から受け入れた留学生については、歓迎会、防犯・交通安全に関する講話を企画・運営する等、生活環境支援を実施しています。
 宇都宮大学における国際化推進の中心的な組織である留学生・国際交流センターの運営については、国際的な業務全般、予算作成、職員の雇用環境の整備に携わっています。
出向を希望した理由を教えてください。  私は、宇都宮大学職員に採用されてから、学内の4つの部署を経験致しました。出向を通して、宇都宮大学をさまざまな観点から客観的に振り返ることにより、視野を広げたいと考えたからです。
出向経験のある職員を含め2名で打ち合わせをしている写真
出向した感想、出向して良かった点を教えてください。  文部科学省においては、大学の研究力の強化等に関する有識者会議の運営を担当しました。海外の有識者との連絡調整や、会議資料の英訳作業があり、グローバルな業務を身を持って体験しました。出向中は、数多くの文教施設を見学し、見聞を広めることに役立ちました。それから、他大学等からの出向者との交流の中で、人的ネットワークの構築を図ることができました。1年間の出向生活を通して、多くの人に揉まれる中で、自分を磨く機会になったと感じています。
今後のキャリアプランを教えてください。  大学のグローバル化が今後ますます進展していく中で、宇都宮大学の国際化に積極的に貢献していきたいと考えます。大学のグローバル化においては、海外派遣学生数の増加や派遣先の拡大、受入れ留学生数の増加や出身地域の多様化、派遣学生や受入れ留学生に対する各種支援の充実、学内における交流機会の拡充や多言語化への対応等、多くのことが求められています。私自身のこれまでのキャリアや、文部科学省における出向で学んだことを通して、宇都宮大学の国際化に向けた体制整備に具体的に携わることを目指しています。

研修受講経験者の声

企画総務課 主任【平成29年4月採用】
研修受講経験者がパソコンを操作している写真
宇大未来塾を受講したきっかけを教えてください。  宇都宮大学に就職してから3年半が経ち、良くも悪くも大学事務の職務に慣れてきた頃に宇大未来塾研修のお知らせを目にしました。ほとんどの業種で同じことが言えると思いますが、業務に慣れると職務遂行能力が上がる半面、思考回路が偏り柔軟な発想をしづらくなってしまいます。そこで、普段とは違う視点から物事のとらえ方を学び、また普段の業務では触れ合えないような他業種の講師の方々や受講生の方々と交流することで凝り固まってきた頭を柔らかくしたいと思い、宇大未来塾研修に応募しました。
宇大未来塾を通して学んだこと、受講してよかったことを教えてください。  先述のとおり広範な視野を学ぶことができたことや、アグレッシブな講師や受講生の方々と交流しモチベーションを高められたことは非常に有意義であったと感じています。また、単純に講義が面白かったです。講義の内容はこちらの好奇心を刺激するような内容が多く、ところどころで豆知識コーナーやブレイクタイムが挟まり、飽きることがありませんでした。やはり実業家の先生方のパワーポイントの使い方が非常に上手で、そんなところも参考になりました。そんな講義を受け、久々に学生時代を思い出しました。サービス・案内・講義を「提供する側」として忘れがちな「受ける側」の気持ちを思い出すことができたのは意外と大きな収穫であったと思います。今後、学生さんたちと接するにあたりこの気持ちは忘れないようにしたいです。
研修受講経験者を含め3人で打ち合わせをしている写真
宇大の研修制度の魅力を教えてください。  研修の中身もさることながら、研修を受けている受講生の方々と交流する機会を大切にしてくれています。研修の内外で受講生どうしのコミュニケーションをとることも重視され、インフォーマルな関係を築くきっかけを提供してくれるため、研修で培った知識以外の面でも仕事がしやすくなります。研修の実施頻度も、繁忙期の実施は避け、数日間で集中的に実施したり、週一で受講者に無理のない時間での開講としたり、業務への負担感が少なくなる程度になるよう考えられています。


職員インタビュー(事務)

管理職インタビュー

学生支援課長【平成8年4月採用】
組織を動かすうえで難しいこと、心がけていることを教えてください。  組織の中にはいろいろなタイプの職員がいますので、その特徴を生かしつつOne Team で仕事を進めていくことが難しいと感じています。そのため、組織内での情報共有を徹底し、所属職員全員が同じ目標・方向性を共有していけるようマネジメントすることを心がけています。
これまでに関わった業務のなかで大きく成長できた経験を教えてください。  これまで経験してきた業務は人事、財務、キャリア・就職支援と数は少ないのですが、その時々において一緒に働いた職員や教員、お世話になった他大学や外部(企業・官公庁等)の方々、事業等に協力いただいた学生達との関わりを通して成長できたと考えています。相手の意図を正しく理解すること、こちらの意図を分かりやすく説明することの重要性を改めて実感しています。
学生支援課内の写真
一緒に働きたい人材を教えてください。  間違いや失敗をしたとしても、その原因は何だったのかを反省し、きちんと謝罪し、その後はすぐに気持ちを切り替えて前向きに取り組んでいける人と働けるといいなと思います。業務に取り組む中で、時に間違いや失敗をしてしまうことは誰にでもあります。そういう時こそ、どのような行動をとれるかが大切であり、それが信頼される職員へと繋がっていくのだと思います。
これまでのキャリアを振り返った宇大での働き方を教えてください。  若手の頃は、分からないことが多いのは当たり前なので、上司や先輩職員に教えてもらいながら頑張っていた記憶があります。皆さん優しい方?ばかりで、質問等もしやすかったですし、それは今も同じだと思います。徐々に仕事も任されるようになり、業務の知識・専門性を身に付けるとともに、「報告・連絡・相談」と「PDCAサイクル」を回すことの重要性を学ぶことができました。それなりの苦労もありますが、宇大には互いに助け合う風土がありますので、安心して働けると思います。

事務職員インタビュー

人事課 課長補佐【平成20年4月採用】
職員がパソコンを操作している写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  現在、人事課で給与、福利厚生、労務など、教職員の働き方に関する業務を担当しています。これらの業務は、法令に基づいて適切に遂行する必要があり、慎重な対応が求められます。一見堅苦しく感じられるかもしれませんが、実際には...非常に堅苦しいです!
 ですが、職場のみんなで知恵を出し合いながら、ひとつひとつの法令を理解し、使いやすい制度を設計していく過程にやりがいを感じています。教職員が安心して働ける環境を提供することは、大学の運営において重要な役割を果たしていると実感しています。
 また、日々の業務では、制度の詳細を理解しながら着実に進めていくことと、より良い制度を目指して新たなアイデアを提案し、業務改善を進めていくことの両方を経験することができます。慎重さと柔軟さのバランスを取ることが求められ、非常に充実感を感じています。
印象に残ったエピソードを教えてください。  部局の垣根を越えて、同僚と一緒にSD活動として、大学のオリジナルキャラクターを作成しました。企画立案からキャラクターの募集受付、選考、着ぐるみやオリジナルグッズの作成、お披露目イベントの開催など、通常業務と並行しながらの活動は非常に大変でしたが、大きなやりがいに繋がりました。
 また、学生さんと共同して作り上げていったことも大きな思い出です。今振り返ると、まだ経験が浅い中で、さまざまな経験をさせていただき、あんなに無謀な企画を最後までやり切らせていただいた当時の上司には本当に感謝しています。
 もちろん反省点はたくさんありますが、一つの企画を遂行できた、という経験を通じて、限られたリソースの中でチームをまとめ、柔軟に対応しながら目標を達成する大切さを実感しましたし、現在の業務においても大いに役立っています。
職員が同僚と打ち合わせをしている写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  中規模大学ならではの魅力は、学長や執行部と距離が近く、日々の業務で直接関わる機会が多いことです。執行部の考えを間近で聞けるのは、貴重な学びの場であり、自分の視野を広げる大きなチャンスだと感じています。
 また、事務職員だけでなく、教員との交流も大きな魅力の一つです。多様な専門性を持つ教員の方々と接することで、日々新たな学びを得ることができ、大学で働くことの素晴らしさを実感しています。
 さらに、宇都宮大学では、その規模感から個々に責任ある業務が任されることが多く、自己の成長を感じながら仕事に取り組むことができます。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  教育の現場で働くということは、これから長い人生を歩んでいく学生さんたちの"土台づくり"に関わることができる、やりがいのある魅力的な仕事だと感じています。学生さんの成長や未来に直接関わることはなくても、その背景を支える一員であるという実感は、日々の業務の中で感じることができます。
 私が携わっているのは、いわゆる学生支援や窓口対応といった、学生さんと直接関わる部署ではありませんが、、裏方のように見える仕事にも、実はたくさんの大切な役割があります。
 教育を支える一員として、誰かの未来にそっと手を差し伸べるような、そんな仕事に興味がある方をお待ちしています。

財務課 係長【平成26年4月採用】
職員がパソコンを操作している写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  学内予算の編成、外部資金を含めた予算執行の管理、文部科学省に対する予算要求(概算要求)資料の準備、財務会計システムや物品調達システムの管理・問い合わせ対応の取りまとめ等を担当しています。
 パスワードを忘れてしまってシステムにログインできないといった学内担当者からの問い合わせや、文部科学省担当者からの概算要求調書に関する確認、他大学担当者からの物品調達システム導入事例に関する質問など、その時々に発生する問題をスムーズに解決できたときに、達成感や充実感を感じています。
印象に残ったエピソードを教えてください。  予算係の業務として印象に残っているのは財務会計システムの運用に関する業務です。当時財務会計システムの「所管データ」と呼ばれるデータが膨大なデータとなっていたため、1教員1所管を目指してデータの整理を行いました。使用する教職員の利便性を可能な限り維持したままデータの削減を目指したことで、財務会計システムに対する理解を深めることができました。その経験が財務会計システムに関連する業務に対する知識と自信に繋がっていると思います。
職員が紙ファイルを確認している写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  大学規模がそれほど大きくないので、自分が行った業務改善等が比較的早期に目に見える形で返ってくるのが魅力です。大学の業務は多岐にわたるため、最初は自分の業務が何に関係しているのか分かりませんでしたが、定期的な部署移動や毎日の業務を経験する中で大学業務に対する知識が深まっていきます。その中で「こうすればもっと効率的なのではないか」「前年度と同じやり方をするより有効な方法なのではないか」といったアイデアが生まれ、実際に実現が可能か検証の上、同僚や先輩のアドバイスを受けながら改善を主導できるのが宇都宮大学業務の面白い部分だと感じています。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  宇都宮大学で働くことについて、知らないこと、分からないことへの不安があると思います。宇都宮大学は国立大学としては規模が小さめの大学ということもあり、職員同士も話しやすい環境のため、知らないことに対しての相談など先輩からの仕事のサポートが手厚く受けられる職場です。ワークライフバランスに関する各種制度が整えられているため、ライフイベントに合わせて多様な働き方ができる安定した職場であると同時に、教育と研究の最前線でもあるため、今までの人生では全く縁のなかった事柄に関わることができる刺激的な職場でもあります。
 一般企業とも官公庁とも少し違う国立大学という職場で、ぜひ一緒に働いてみませんか?宇都宮大学への就職を目指す皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

修学支援課 係長【令和2年1月採用】
職員がパソコンを操作しながら打ち合わせをしている写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  学生が授業や履修登録の際に使用するシステム・ツールの管理などを担当しています。普段は学生さんが来る窓口の近くにいるので、大学職員と聞いてイメージする人物像に近いと思います。
 「システム・ツールの管理」というと「同じ仕事の繰り返しなのかな?」と思われるかもしれませんが、意外とそうではありません。大学という学びと成長の場は、日々変化し続けています。例えば、他大学の学生とオンラインでつながって授業を受けたり、学生と教員がシステム上で課題について議論したりなど、私が大学生の時にはなかった方法が当たり前に使用されています。
 これらの多様な学び方を実現するには、既存のツールだけでは不十分な場合もあります。そのため、新たな手法の導入を検討して、学生の皆さんがより有意義に学ぶことができるよう整備するのが私の仕事です。学生や教員の手助けになったと実感できた時には、すごくやりがいを感じますね。
印象に残ったエピソードを教えてください。  宇都宮大学で最初に配属となったのは、「戦略企画室」という部署でした。大学全体の活動や実績を取りまとめて分析し、次の施策を計画するのが仕事なので、学内外のたくさんの情報が集まってくる部署でした。
 まだ右も左もわからない状態の私にとって、大学のいろいろな活動や役割を(浅くではありますが)広く知ることができたのはとても貴重な経験でした。異動した今でも、その時の知識や経験は活かせていると思っています。
宇都宮大学の魅力について教えてください。  宇都宮大学は学生数やキャンパス面で比較すると、国立大学の中でも比較的コンパクトな大学です。職員数も少ないので仕事の裁量が広く、若手職員でもいろいろと担当させてもらえます。
 そんな状況ですので、学長・理事と若手が業務で関わり、また自身で作成した資料を直接説明するといった機会も多々あります。経営層と直接話ができるというのは、特に若手にとっては視野が広がる機会なのでありがたいです。ちなみに私は本学に就職する前に、いわゆる大企業で働いていたのですが、経営層など企業のトップと会話する機会は皆無でしたので、大変な衝撃を受けたのを覚えています。
職員が窓口で学生にパソコンを貸し出ししている写真
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  大学は一つの大きなチームです。個々の役割は異なりますが、共通の目標に向かって協力し合うことが必要です。チーム宇都宮大学の一員として、自分の役割を果たしつつ、他のメンバーとの連携を大切にできる方と一緒に仕事ができたら、私もとてもうれしいです。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

学生支援課 就職・キャリア支援室
職員がパソコンを操作しているの写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  私たちは学部生・大学院生の就職活動や将来に向けたキャリア形成を支援する「キャリアセンター」として、就職ガイダンスの企画運営や進路状況調査・集計を担当しています。また、学生からの将来に向けた学生生活を送るための進路相談や、就職活動への不安等の相談も受け付けています。学生の相談は多種多様で、一人ひとり悩みどころが異なります。中には非常に困難な相談もありますが、学生に寄り添い、学生が望む結果を得て卒業できるように支援しています。卒業の際に笑顔で「ありがとうございました!」と言葉をもらえたときはとても嬉しく、やりがいを感じます。
印象に残ったエピソードを教えてください。  就職支援業務の1つに模擬面接があり、臨場感を出すために学生からエントリーシートを事前に提出してもらい、それを基に職員が事前に質問内容を考え面接を行っています。その際、質問内容がぼやけてしまわないように職員側も企業について研究し、質問内容を考えることに力を注いでいました。ある時、民間企業志望の学生と模擬面接を実施しました。学生は2回目の模擬面接でしたが用意した質問にうまく答えることができませんでした。しかし、その後学生から、本番の面接試験で模擬面接で練習した質問を受け、おかげでうまく答えることができたと報告に来てくれたことがありました。最終面接試験だったそうです。学生は、見事希望していた企業へ就職しました。実際こんなこともあるものだと、より一層我々も業界・企業を知らなければと思った出来事です。
就職・キャリア支援室内の写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  職場環境の良さが大きな魅力です。概ね2~3年ごとに異動があるため、教職員同士知り合いになる機会が多く、異動後も互いにサポートしあえる環境にあります。また、産休・育休等、ワークライフバランスに対応するための各種制度が整えられており、安心して長く働き続けることができるという点も魅力的だと思います。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  初めて挑戦する仕事や慣れない作業もありますが、先輩方が必ずサポートをしてくれますので、安心して業務を進めることが出来ます。また、さまざまなスキルを持った教職員と働ける環境は大変刺激的です。自分自身の経験やスキルを活かしながら、さらに新たな分野に挑戦していける職場だと思います。是非一緒に宇都宮大学を盛り上げていきましょう!

社会共創室 係員【令和4年4月採用】
職員が話している写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  民間企業や自治体などからの受託研究・共同研究に関する業務を担当しており、契約書の取り交わしや研究費の管理、相手方への経理報告などの事務手続きを担当しています。
 また、社会共創促進センターと連携しながら、企業様との打ち合わせに同席し、産学金連携の制度や活用方法についてご案内をする機会もあります。
 大学と企業・自治体・地域社会をつなぐ橋渡し役として、学内外を問わず多くの関係者と連携・調整を行うことが求められますが、その分、先生方の研究が社会へと還元されていく過程に関われることは大きなやりがいです。大学の「知」を社会や地域へ還元することは、国立大学としての重要な役割の一つです。このような意義深い業務に携われることに、誇りと責任を感じながら、日々業務にあたっています。
印象に残ったエピソードを教えてください。  前職では、県内のメディア系の民間企業で4年ほど働いており、入職当初は仕事の勝手が今までとは全く違い、戸惑うことばかりでした。しかし、入職2年目の際に本学で運用しているシステムの使い方や研究費に関するルール、インボイス制度について、効率的かつ分かりやすく周知するため、これまでの経験を生かして動画を制作しました。今まで積み重ねてきた自分自身のスキルが、職場が変わっても生かすことができ、評価していただけたことは大学職員として働く中で自信につながりました。
職員が2人で打ち合わせをしている写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  同世代の職員が比較的多く、部署をまたいだ交流ができる点が魅力です。若手SDグループ※に参加した際には、さまざまな部署で働く同僚との意見交換や、お互いの部署での取り組みや課題を共有することで、所属部署にとらわれず、各部署の業務の内容や大学全体の動きについて、理解を深めることができました。
 また、大学職員の業務は多岐にわたりますが、定期的な部署異動があり、多様な業務に幅広く携われることも魅力だと感じています。

※スタッフ・ディベロップメント(SD)
若手の事務系職員の自己啓発及び資質向上を図るため、職員が自発的に課題を設定してグループを形成し、課題解決に向けた取組を行うもの。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  大学職員というと、ルーティンワークを黙々とこなすようなイメージがあるかもしれませんが、「今まで通りで良いのか」「もっと良い方法があるのでは」という意識のある環境だと感じています。また、多様なバックグラウンドや知識をもった教職員と共に働く中で、自分の価値観をアップデートできる機会も多いです。
 就職活動は、自分自身と向きあう良い機会だと思います。働く上で大切にしたいことや、実現したいことが本学とマッチした際には、ぜひ宇都宮大学でその経験や知識を生かしていただきたいです。
 みなさんと宇都宮大学でお会いできることを楽しみにしています!

峰キャンパス事務部 主任【平成15年4月採用】
職員と子供3人の家庭内での写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  農学部附属農場職員として、会計・総務・農場生産品販売の業務を担当しています。特に、宇都宮大学が開発した国立大学生まれのお米「ゆうだい21」の販売や普及について関係者と協働し、学内外の方々に魅力や取り組みを伝えることに責任を感じながら日々取り組んでいます。
 また、その他にも教育研究活動の成果として、学生や教職員など本学に関わる方たちの活躍を見聞きしたとき際にやりがいを実感できます。
印象に残ったエピソードを教えてください。  国際学部総務係に在職していた際、協定校へ先生方とともに訪問したことが思い出深いです。海外の大学を訪問し、海外の教育研究施設に触れたり、交換留学生との会話など、大学と世界のつながりを実感できたことなど自身の大学職員としてのあり方を考えるにあたり貴重な体験が出来ました。
職員が子供1人とすべり台で遊んでいる写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  中規模大学である宇大では人事異動などを通じ教職員同士知り合いになる機会が多く、互いにサポートが可能で、部署同士の風通しが良いと感じています。
 また、四季折々の緑に恵まれたキャンパスで、多岐に渡る大学の活動を支えていく業務を行っていく上で日々新しいことに出会いながら仕事ができることは、とても恵まれていると感じます。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  大学職員として様々な分野の活動を支援する業務を遠し、自分をより魅力的に磨いていけるステージが用意されています。また、産休・育休・テレワーク等、ワークライフバランスに対応するための各種制度が整えられており、柔軟に働きやすい職場です。皆さまとご一緒できる日を楽しみにしております。

陽東キャンパス事務部 係長【平成18年11月採用】
陽東キャンパスの看板前で撮影した職員の写真
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  陽東キャンパス事務部で工学部に関わる業務を行っており、主に、学部の運営方針を決定する各種会議の運営、教員人事関係、体験講座等の各種イベントの庶務を担当しております。
 また、先生方と直に接する機会も多いため、日々寄せられる相談に対し、柔軟な対応を心がけながら、日々業務に取り組んでおります。学部係の特徴は、先生方と連携し、協働して業務を行うことだと思いますので、組織としてより良く機能しているけよう、また教育・研究に専念できる環境づくりの一端を担えることにやりがいを感じております。
印象に残ったエピソードを教えてください。  財務課在籍時に授業料等の収納業務を担当しておりました。慣れない頃は、授業料の引落データや決算書類の作成時等、数値が合わず苦労しましたが、今まで目に触れることのなかった大学全体の収支状況や外部資金を含めた収納業務の流れ等、決して目立つ業務ではありませんが、大学運営において必要不可欠な業務を学ぶことができ、大変貴重な経験をさせて頂いたと思います。
職員の子供2人が公園の遊具で遊んでいる写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  定期的に異動がありますが、その分他部署の職員とも顔見知りになる機会も多く、未経験の業務でも周囲に相談しながら取り組むことができるところだと思います。
 また、両キャンパスとも緑が多く、特に陽東キャンパスに異動してきて春の桜並木の美しさには目を奪われるものがありました。
 さらに、子育てしやすい環境が整備されている点も大変魅力的だと思います。現在小学生と保育園児の子供がおりますが、構内に保育園が併設されており、急な呼び出しにも対応することができ、安心して子供を預け業務に専念することができます。その他、託児支援制度も整備されており、入試業務等の休日勤務の際も、大変助かっております。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  大学職員の業務というと、大半の方は学生の窓口業務を想像するかと思いますが、業務内容は多岐に渡り、様々な業務を経験することで、日々成長していける場だと思います。
 また、学部毎に特徴的な研究を行っており、個性的な先生方と接する機会を得られるのも、他の事務職ではなかなかできない経験なのではないかと思います。
 ライフプランを考えていく上でも、仕事と育児のバランスを取りやすく、長く働いていける職場だと思いますので、選択肢の1つに宇都宮大学を考えて頂ければと思います。

若手職員インタビュー

財務課 係員【令和5年10月採用】
職員がパソコンを操作している写真
宇都宮大学に入職した理由を教えてください。
 前職では県外の金融機関に勤務しており、接客業務や渉外業務を通して「人と地域に寄り添い、支える」仕事にやりがいを感じていました。この点は転職活動をする際の軸になっており、学生や地域の方々、外部機関との繋がりを通じて、地域社会の発展に貢献できる大学職員という職種に興味をもちました。本学の特徴や大学職員の業務について調べていくうちに、未来ある学生をサポートすることで学生の成長に寄与し、ひいては地域全体の発展を担う仕事であるという点に、さらに魅力を感じたことから応募をさせていただきました。
宇都宮大学に入職して感じたこと・ギャップを教えてください。
 入職前は、大学職員というと、窓口で相談を受けたり、就職に関するサポートをしたりと、直接的に学生を支援する業務を想像していました。しかし、実際には、総務・企画広報、人事、財務経理、研究支援、図書情報など、大学という組織を動かすための業務は非常に多岐にわたるため、入職前の想像とは異なり、内部の教職員同士や外部機関との関わりが多い点にギャップを感じました。一方で、多くの職員が多種多様な業務に取り組むことを通し、間接的に学生を支援する体制の一端を担ったことで、自身が学生時に描いていた職員像が大きく変わりました。私はまだ異動経験はありませんが、多種多様な業務を経験することで「大学」という教育機関を様々な観点から学び、支えることができると思います。
 また、業務が組織的に細分化・個別化されており、個々の業務がより明確であることも、前職との違いを感じた点です。その業務に対する専門的な知識や成果への責任を求められますが、そのための努力や苦労がスキルと自信の獲得へとつながり、より自分を高めてくれる環境であると感じています。
職員が出納窓口で作業をしている写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。
 先述したように、業務に応じた専門的な知識を求められることもありますが、宇都宮大学ではキャリアサポートが充実しており、その時々で必要となる知識の習得や能力の育成ができる点に魅力を感じています。私自身、この研修を利用し、ビジネススキルや英会話の技能など多くの学びを得ることができました。
 また、宇都宮大学は同世代の職員も多く、係の垣根を越えてサポートし合える環境も魅力の1つであると感じています。社会の変化に対応するために高等教育の在り方も改めて問われ、そこで働く私たち大学職員の業務も変化を求められています。黙々とルーティーンのように業務をこなすのではなく、より効率的に、より効果的に、様々な視点で業務を問い直すことが必要であり、そのために多くの職員とのコミュニケーションは不可欠です。私自身は資金管理係の経験しかありませんが、多くの同僚とのコミュニケーションが業務に対する視野の広がりにつながっていると実感しています。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!
 大学は、高校を卒業したばかりの学生から、その分野を極めた研究者まで多種多様な背景を持つ人々が集まる唯一無二の場所です。そのアカデミックな空間を支える大学職員の業務は、皆さんの想像よりも多岐にわたり、関わる方々も多方面に及びます。この環境での挑戦は、きっと自身の成長につながるはずです。自身の大切にしている価値観が一致する方、また異なる業務経験を通じて自身の成長につなげたい方はぜひチャレンジしていただきたいです。皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

修学支援課 係員【令和4年12月採用】
職員が電話しながらパソコンを操作している写真
宇都宮大学に入職した理由を教えてください。
 他大学と比較していく中で、業務内容が多種多様で魅力的な環境で仕事ができると確信したことが、大きな理由です。
 私自身、学術的な業務を下支えできる大学職員に興味を持ち、目指しておりました。その中で各大学間の特徴を比較していくと、宇都宮大学は他大学に比べ、県内唯一の国立大学であること、様々かつ特徴的な学部があることを知り、漠然とではありますが、やりがいを感じ働くイメージが湧いたからです。
宇都宮大学に入職して感じたこと・ギャップを教えてください。
 入職後に一番ギャップを感じたことは、変化に対する対応力を求められることです。これまで私は教務系の学生支援を扱う部署で仕事をしておりました。最初は、すでに定められた業務内容を年度ごとにこなすイメージが強かったですが、年度ごとに学生の人数、開講する授業等が変わり、それに応じて従来のやり方では対応が難しいケースが発生してきます。その中で従来の方法の改善点を検討し、新しいやり方を模索し、柔軟に対応していくことが求められます。
 同じ業務のルーティーンワークのようなイメージがありましたが、対応力、改善能力を求められることに少し驚きました。
職員が窓口で履修指導をしている写真
宇都宮大学に就職して「良かった」と思うことを教えてください。
 一番は日々の業務で感謝されることです。現在は、共同教育学部の教務の支援を担当しております。共同教育学部は、分野が多いかつ教員免許取得に関わる学部なので、窓口での履修に関しての相談も多いです。窓口で回答した後、「ありがとうございます!!」とお礼を言われると、頑張って学ぶ学生の一助になれたと実感します。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!
 宇都宮大学を目指すうえで、本学の特徴や業務内容を調べていくうちに良いイメージが湧いてくる一方で不安に感じることもあるかと思います。ただ、いざ入職して時間が経つうちにその不安に思っていたことに対しても不思議と慣れていくと思います。私自身も就職を機に他県から来たこともあり、最初の一年あたりは、慣れないことの連続で苦しんだ部分もありましたが、同じ部署の方たちを中心に助けていただいたこともあり、不安が少ない状態で仕事ができています。
 不安は、周りの優しい方たちと時間が解決してくれると思いますので、まずは採用試験を受けてみてください!!

技術職員インタビュー

農学部技術職員【平成27年4月採用】
現在の仕事内容、やりがいを教えてください。  農学部附属農場で、技術職員として教職員や学生が携わる実習・研究・教育環境の実地整備・維持を行っています。採用初年度は園芸分野(露地野菜の栽培管理)の担当になり、その後、学生時代の専門分野であった畜産分野(黒毛和種の飼養管理)の担当を経て、現在は宇都宮大学が開発した大学初の良食味水稲品種「ゆうだい21」の栽培管理に取り組んでいます。具体的には、トラクターや田植え機の操作、病害虫防除ための農薬の取り扱い、コンバインでの稲刈り、学生の実習指導や研究圃場の整備などです。
 全学のプロジェクトとして種籾生産も担う中で、当然プレッシャーもありますが、水田という土と水と天候が密接に隣り合うシステムの中で、決して逆らうことのできない自然条件を相手にしながら、いかにして健全なコメを育てられるかという課題をクリアしていくこと自体にやりがいを感じます。その中で、周囲と日々のコミュニケーションを重視し、情報共有や共通認識を持ちつつ、諸問題に足並みを揃えて対応し成果に結びついた時は、技術職員としてのチーム意識を自覚できる瞬間でもあります。
 また、学生実習では、どうすれば安全かつ楽しみながら魅力ある農業の実践の場を提供できるかを考慮しながら、現場でのレクチャーを行っています。初めて農業の実技に触れる学生もいれば、手慣れた学生もおり、一人ひとりが附属農場での実習を通して実りある学びの場となるように心がけています。
印象に残ったエピソードを教えてください。
 研究室と協力して臨むウシの出産や、蒔いた種が発芽し生長していく様子、秋の収穫実習のときには圃場に学生の笑顔があふれ、1年間の伏線を無事に回収できた瞬間を幾度となく経験しました。中でも、経済価値の高い黒毛和種の血統を調査し、自ら人工授精し、生まれてきた子牛を学生と一緒に健康に育て、市場で格段に高い評価を得られた時には、これまで培ってきた知識や実践してきた技術が宇都宮大学で証明できたことへの意義の大きさを実感しました。
農場で職員がトラクターを運転して田んぼを耕している写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  附属農場の技術職員の場合、1年に1~3回程度、全国や関東甲信越地域の大学附属農場に属する技術職員と様々な課題について議論したり、他大学の農場視察に赴くなどといった、全国大学附属農場協議会への参加の機会が設けられています。こういった、常に学内外を問わず最新情報や刺激が得られるよう、業務の自由度が高い職場環境が維持されていることが宇都宮大学で働くことの魅力のひとつであり、それらを通して得られた情報などは日々の業務にフィードバックされます。良い働き方を求める職員さんの中には、同じくらいプライベートの充実を図る方も大勢いらっしゃり、大学全体としてワークライフバランスの取りやすい職場環境であることも魅力の一つです。
農場で職員がトラクターを運転して田植えをしている写真
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします! 総面積100ha以上にもおよぶ広大な附属農場での業務は、体が資本の体力勝負です。マニュアル通りに進めて上手くいくこともあれば、天候の急変や動植物相手にゆえに思ったように上手くいかず、急遽対応をすることもあります。そんな附属農場には作物・園芸・畜産・機械土地利用の各分野に精通した経験豊富な先輩職員がいて、丁寧で手厚いサポートをもらいながら、リラックスした心持ちで仕事に臨むことが出来ます。また、業務に必要な資格取得も積極的に行っており、自信を持って業務にあたることが出来ます。経験・技術・知識・観察眼・安全性が求められる専門性の高い部署ですが、現状に満足することなく、よりベストを目指す意欲を持っている方や自然科学が好きな方にとっては、最高のワークフィールドになると思います。ぜひご縁があることを願っております。

施設系技術職員 建築【平成19年2月採用】
宇都宮大学職員を志望した理由を教えてください。  建築に携わる仕事のひとつの選択肢として大学職員を選びました。いま施設課という部署にいますが、大学内の建物や緑地について、計画し、工事を実施し、日々のメンテナンスをおこない、次の改善につなげていく、という幅広い業務があり、総合的に建築に関わることができるのがこの仕事の魅力です。実際には、建設会社の担当者や他分野の専門家などさまざまな立場の人と共に一つの建物を作り上げていくこととなります。予算や工期やそのほかの制限のある中で、最適解を求めていく作業は、手間もかかりますがおもしろくもあり、それが醍醐味でもあると感じています。
大学内の施設について打ち合せをしている職員たちの写真
印象に残ったエピソードを教えてください。  令和2年度に陽東キャンパスの図書館をリニューアルしました。どのような建物にしたら学生に喜んでもらえるのか、図書館担当の職員とあれこれ話し合いました。インテリアの雰囲気については、さまざまな意見もありましたが、理系学生の所属の多いキャンパスであることも考慮し、モノトーンを中心にまとめることになりました。業務の事情として、建物の内装と什器類(テーブルや椅子、書棚など)とで違和感が生じがちなので、今回は時間をかけて調整をおこない、調和のとれた空間にすることができました。
施設の点検をしている職員の写真
宇都宮大学の魅力について教えてください。  宇都宮大学は高等農林学校を母体としており、いま通っている峰キャンパスには100年の歴史があります。毎日の生活のなかでふとしたタイミングにその時間の流れを感じるのは、宇大ではたらく魅力のひとつです。
宇都宮大学を目指す方にメッセージをお願いします!  宇大を目指していただいているのもなにかのきっかけがあってのことと思います。技術系職員は大学職員であるとともに専門を深める側面もあり、月日を重ね成長を感じやすいところもあります。自分の人生は一度きりですから、自分にとって大事なことを日々大事にできることは、職場を選ぶうえでもはずせないポイントになると思います。ぜひご縁があることを願っています。


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