トピックス
国際学部の学生3名が材料技術研究協会「International Student Symposium 2026」でゴールド賞を受賞
本学国際学部4年の國田響子さん、澤柳未来さん、神保里海さんが、2026年8月29日に横浜で開催された材料技術研究協会「International Student Symposium 2026」において、口頭発表の部でゴールド賞を受賞しました。後日届いた賞状や盾を持参し、11月2日に国際学部の中村学部長へ報告しました。
発表題目は「学生居住の賃貸住宅における簡易断熱対策とHard-to-Reach課題」です。本研究は、本学国際学部の学生・教員とNPO法人うつのみや環境行動フォーラムの専門家等が協働して進めてきたものです。
研究のきっかけとなったのは、2025年度に本学で実施された、学生、教員、大工職人、NPO等によるキャンパスの断熱社会実験です。この経験から、学生たちは自分たちが暮らす賃貸住宅でも断熱対策ができないかと考え、研究を始めました。
学生たちは、サーモグラフィーカメラや温湿度計を用いて室内の温熱環境を調査し、寒さの原因となる「盲点」を可視化しました。そのうえで、原状回復が求められる賃貸住宅でも実施できるカーテンライナーやプラスチックダンボールを用いた対策を試み、その効果を測定しました。
実験では、簡易的な対策によって室内の保温性能が向上する可能性が示された一方、換気口からの冷気など、居住者自身の工夫だけでは解決が難しい課題も確認されました。さらに、省エネ対策が届きにくい人々(Hard-to-Reach energy users)の視点から、住宅の断熱性能の情報開示や、所有者による改修を促す制度的支援の必要性について考察しました。
今回の受賞は、身近な生活課題を科学的な測定と社会的な視点の双方から探究した成果が評価されたものです。
発表の様子
中村学部長へ報告
国際学部4年 澤柳未来さん コメント
この度、ゴールド賞を受賞することができました。日頃から熱心にご指導、ご議論くださる皆様の支えがあったからこその受賞であり、心から感謝申し上げます。
私たちにとって、初めての理系学会への参加であり、ポスターセッションでは慣れない数式やグラフデータの数々に圧倒されるばかりでした。同時に、今後のUU3Sプロジェクト(※)での発信や議論と、卒業研究への大きなモチベーションをいただく貴重な機会となりました。
※UU3Sプロジェクト:本学において、学生・市民・自治体・企業・研究者が協働しながら、持続可能な社会への移行を探究する教育・研究・社会共創プログラム
NPO法人うつのみや環境行動フォーラム エネルギー管理士 今出善久さん コメント
ゴールド賞受賞おめでとうございます。測定やデータ分析など不慣れな作業もあったと思いますが、真摯に取り組まれた結果ですね。とてもうれしく思っております。
NPO法人うつのみや環境行動フォーラム 三宅徹治さん コメント
受賞おめでとうございます。専門家の皆さんが数多く参加する学会の中でのゴールド賞受賞、記録に残る快挙だと思います。
【関連リンク】
国際学部