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[プレスリリース]描画空間分離に基づくカラーボリュメトリックディスプレイ ―体積3D映像の実空間への表示とカラー化に成功―

 宇都宮大学オプティクス教育研究センターの熊谷幸汰助教、三浦駿氏、早崎芳夫教授の研究グループは、カラー体積3D映像を実空間に表示できるボリュメトリックディスプレイシステムの開発に成功しました。このディスプレイは、物体と映像のシームレスな関係を築きながら体積的な表示が可能であり、さらに任意の色を表現できます。本研究成果は、11月23日に学術誌「Scientific Reports」(オンライン)に掲載されました。また、本研究の動画がYouTube https://youtu.be/W-CbMq23NKk で公開されています。

【発表のポイント】
●色表現可能な体積3D映像を実空間に表示できる描画空間分離のコンセプトと、それに基づくボリュメトリックディスプレイシステムを提案。
●映像描画を行う光学系と、カラー3D点群データから映像描画信号に変換しデバイスに適用する方法を開発することでディスプレイシステムを構築。
●体積3D映像の描画やカラー化、物体と映像を実空間で重畳する拡張現実表現への適用可能性を確かめることで、提案システムの有効性を実証。

詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

【問合せ先】
宇都宮大学 オプティクス教育研究センター
助教 熊谷幸汰
TEL:028-689-7121
E-mail: kumagai※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を半角@に置き換えてください)

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