広報誌UUnow63号 特集:宇大ラーニングサポーター
UUnow63号は、本学公式ピアサポート組織「宇大ラーニングサポーター」を特集しました。サポーターとして活躍している学生にインタビューし、活動の詳細や魅力を伺いました。本誌では載せきれなかったインタビューの全文を掲載しています。
※ピアサポート組織:学生同士(ピア)が互いに支え合いながら、学習や学生生活に関する相談や支援を行う組織のこと
宇大ラーニングサポーター 津田のどかさん(写真左)
佐々木千聖さん(写真右)
佐々木さん:私たち宇大ラーニングサポーター(通称宇サポ)は、宇大生の宇大生による宇大生のためのサポート組織です。 学生ならではの視点で、宇大生の学習や学生生活をサポートし、より充実した学生生活を送れるよう様々な活動を行っています。例えば、履修相談会や課題対策の勉強会など様々なイベントを開催しています。
文字立命館大学SSPピア・サポーターとの合同合宿研修会でグループワークをする津田さん
オープンキャンパス2026の「宇サポ海外体験記」で、マレーシア海外英語研修の体験談を話す佐々木さん
佐々木さん:サポーターが事前に勉強しています。ただ、私たちは一方的に知識を教えるのではなく、相談者やイベント参加者と一緒に学ぶということを大切にしています。
津田さん:私は、参加者が対話的に参加できるイベントづくりを意識しています。以前、「方言」をテーマにイベントを開催しました。自分自身も事前に勉強しましたが、来場者の皆さんに実際に使っている方言を紹介していただくことで、私自身も新しい発見や学びを得ることができました。
データサイエンス経営学部の新入生ガイダンスで宇サポを紹介する佐々木さん
宇サポ主催イベント「どこから来たん?その方言」で解説をする津田さん
佐々木さん:もともと誰かをサポートする活動に興味がありました。私が新入生だった頃、履修相談会に参加したことが宇サポを知るきっかけでした。大学の授業の取り方が分からなかったのですが、サポーターの先輩方が履修案内の見方を教えてくださり、助けられたことを覚えています。その経験から活動に興味を持ち、「自分も先輩方みたいになりたい」と思うようになりました。また、学生が学生の視点で必要なサポートを考え、実践しているところにも魅力を感じました。
津田さん:私も履修相談会がきっかけです。その後「異文化理解の世界B(春からはじめるピアサポート)」という授業を受講し、宇サポについてさらに知る機会がありました。そこで印象的だったのが、特定のリーダーが中心となって活動するのではなく、サポーター同士がフラットな関係で、一人ひとりが主体的に組織の運営に関わっているということです。サポーター同士が対等な立場で意見を出し合いながら活動しているところに面白さと魅力を感じ、加入しました。
宇大ラーニングサポーター 公式マスコットキャラクター うさぽん
作者:鈴木美優さん(工学部基盤工学科 4年)
佐々木さん:初めて履修相談会で相談に乗る側になったときのことが印象に残っています。最初は不安そうな表情をしていた新入生が、相談後には笑顔になって帰っていく姿を見て、大きなやりがいを感じました。さらに、その学生と後日別の機会に会った際、「履修相談会の日はお世話になりました」と声をかけてもらったことがとても印象に残っています。自分の経験が誰かの役に立っていることを実感でき、とてもうれしかったです。
津田さん:オープンキャンパスで話した高校生が宇都宮大学に入学し、再会できたことが印象に残っています。「あのとき話しましたよね」と声をかけてもらい、活動のつながりを実感しました。また、宇サポの活動を通して、学生や先生だけでなく職員の方々、さらには他大学のピアサポート団体の学生とも交流する機会がありました。活動をきっかけに人とのつながりが広がっていくことは、宇サポならではの魅力だと感じています。
宇サポ主催イベント「TYPE BREAK」に参加する鈴木さんと、イベント企画者の津田さん
オープンキャンパス2026で池田学長と談笑する佐々木さん
津田さん:宇サポにはさまざまな学生が集まっています。出身地も興味・関心も異なり、SNS運営が得意な人や企画が得意な人など、それぞれが自分の強みを生かして活動しています。そうした多様な個性やアイデアが組み合わさることで、一人では思いつかないような企画が生まれたり、「学生だけでこんなことができるんだ」と感じたりする場面がたくさんあります。さまざまな人と協力しながら新しいことに挑戦できるところが、宇サポの魅力だと思います。
佐々木さん:学生の視点でさまざまなサポート活動に取り組めることはもちろん魅力ですが、活動を通して自分自身も支えられ、成長できることも大きな魅力だと感じています。振り返ってみると、以前より物事を広い視野で考えられるようになり、自分自身の成長を実感する場面がたくさんありました。誰かをサポートするだけでなく、自分自身も成長できるところは、宇サポならではの魅力だと思います。
成城大学で開催されたSupporters' Forum 2024(全国のピアサポート団体が集う交流会)に参加する宇サポ
佐々木さん:活動を通して、相手に分かりやすく伝える力が身に付いたと感じています。例えば、新入生に対して「空きコマ」や「履修」といった大学特有の言葉をそのまま使うのではなく、相手に合わせてかみ砕いて説明することを心掛けています。宇サポでは学生だけでなく、教職員や高校生などさまざまな立場の方と関わるため、相手に合わせて伝え方を工夫する意識が身に付きました。
津田さん:私は、正確な情報を集めて発信する力が身に付いたと感じています。宇サポでは、正確な情報をもとに相談者と一緒に考える機会が多いため、情報の根拠を確認し、誤った情報を伝えないよう常に意識しています。例えば履修相談会では、各学部の履修案内を確認しながら、参加者が自分で履修計画を立てられるようになることを目標にサポートしています。情報を調べ、整理し、分かりやすく伝える力は、活動を通して身に付いた大きな学びの一つです。
宇サポ主催イベント「ゆるっとChatGPT入門」に参加する宇サポ
農学部の新入生ガイダンスで宇サポを紹介する津田さん
津田さん:気になったことを自分で調べたり、主体的に行動したりできる人に向いていると思います。宇サポの活動は学生の意見やアイデアによって成り立っているため、一人ひとりの発想や疑問が活動をより良いものにしていきます。大学生活や身の回りのことに関心を持ち、「もっと知りたい」「もっと良くしたい」と考えられる人と一緒に活動できたらうれしいです。
佐々木さん:宇サポは、人をサポートすることが好きな人だけが活躍する組織ではありません。好奇心旺盛で、新しいことに挑戦したい人にもぜひ参加してほしいと思っています。新しいメンバーの視点やアイデアが加わることで、これまでになかった活動や企画が生まれることもあります。新しい風を吹き込んでくれるような人と一緒に活動できたらうれしいです。
津田さん:宇サポでは、ポスターやスライドなどの制作物も学生が主体となって作成しています。そのため、デザインや情報発信に興味がある人、自分のスキルを高めたい人にもおすすめです。また、活動を通してコミュニケーション力や企画力など、社会に出てからも役立つ力を身に付けることができます。学び続けることが好きな人には、とても魅力的な環境だと思います。
宇サポが独自に行った「宇大生のニーズ調査」の結果を職員に報告し、意見交換を行う津田さん
津田さん:宇サポでは、パソコンの使い方やレポートの書き方など、学生生活に役立つさまざまな情報を発信しています。学部を問わず、多くの学生に活用してもらえる内容ばかりです。大学生活では、さまざまな選択を自分でしていく力が求められます。そんな中で宇サポの活動を知り、必要なときに活用してもらえたらうれしいです。
佐々木さん:宇サポでは、今回ご紹介したもの以外にもさまざまな活動を行っています。履修相談会をきっかけに知ってくださる方も多いのですが、2023年に発足した比較的新しい組織なので、まだ知らない学生も少なくありません。まずは宇サポの存在を知ってもらい、興味を持った活動に参加してもらえたらうれしいです。SNSでも情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。
宇都宮大学で開催されたPeer Link with U 2026▶▶2027(全国のピアサポート団体が集う交流会)で
広報用写真を撮る津田さん、鈴木さん、佐々木さん