FOR EMPLYED WHO WANT TO COMBINE A PHD AND A JOB

社会人ドクターの特徴

  • 会社等に所属しつつ大学院に入学し、学生(コースドクター)になります。
  • 取得する学位は一般学生と同じです。
  • 研究は社内もしくは大学で実施します。

メリット

  • 研究業績の活用

    現職での研究あるいは業務をドクター論文の内容とすることで学位を取得することができます。

  • 長期履修学生制度

    3年分の授業料で、最長6年にわたり計画的に教育課程を履修し、修了することができます。

  • 教育方法の特例

    研究の進捗状況や勤務状況に応じて、授業や研究指導の時間・方法の調整が可能です。

  • 設備の利用

    大学内外の施設、設備、装置等を利用することができます。

  • ネットワーク

    研究や講義を通じて学内外のネットワークを広げることができます。

長期履修学生制度

長期履修学生制度は、職業を有していること等による修学の困難さに対して、標準修業年限(3年)を超えて一定期間(最長6年)にわたり計画的に教育課程を履修し課程を修了できるようにするものです。教育課程表や履修すべき総単位数は3年で修了するものと同じであるため、単年度の時間的負担は相当軽減されることになります。

また、授業料は3年分を長期履修期間に応じて分割して納めることとなるため、3年分の授業料で最長6年間大学院に在籍し、学位を取得することができます。

入学時に適用する場合は入学手続き期間中に、在学中に適用する場合は長期履修開始年度の所定の期限までに申請することができます。

在学中に長期履修制度に変更した場合は、変更後の期間に応じた授業料となります。

通常の場合と長期履修の場合の比較画像通常の場合と長期履修の場合の比較画像

教育方法の特例

職業を有している等の事情により修学が困難な方、教育上特別の必要があると認められる場合には、入学後の履修について、大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例を認めることがあります。認められた場合は、以下とおりの特例を受けることができます。

  • 平日の夜間開講(17時40分から20時50分)及び土曜日開講(8時40分から17時30分)を行います。
  • 修了課題に必要な研究・調査等の期間を集約するなどの配慮をします。
  • 企業等が所有する研究に係る優れた施設や設備を用いた方がより効果が上がると指導教員が認める場合は、博士論文作成のための研究活動を勤務する企業等においても行うことができます。

なお、上記の特例の他に、特別演習や特別研究などの研究指導については、スカイプなどのメディアツールを利用し、定例の時間帯ではなく相互の事情に合わせて弾力的に実施することで、学生の負担軽減を図ります。

社会人特別選抜

次の出願資格を有する方で、出願時に学籍を有しておらず、入学時において1年以上の社会経験(企業・官公庁・教育関係機関等での就業、自営、家事従事等の経験を含む)を有する方を対象として行う入試です。

  • 修士の学位又は専門職学位を取得した方(取得見込みを含む)
  • 外国において、修士の学位又は専門職学位を取得した方(取得見込みを含む)
  • 日本において、文部科学大臣が指定する外国の大学院の課程又は外国の学校が行う通信教育課程を修了し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を取得した方(取得見込みを含む)
  • 大学、研究所等において一定年数以上の実務経験があり、本学の出願資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有すると方と同等以上の学力があると認められた方