在学生・修了生の声

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当該プログラムのコメントが表示されます。

在学生の声

修了生の声

在校生の声

※在学生の声には、既に修了した学生の在学時作成文章も含まれます。

社会デザイン科学専攻

コミュニティデザイン学プログラム
阿久津 瞳

2019年度入学

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大学院生兼ハープ奏者兼養蜂家

私の研究テーマは、里山に暮らす人々の記憶による「ヤマ」の可視化です。栃木県の「ヤマ」と呼ぶ場所について、人々がどんな記憶を持っているかを明らかにするため、栃木県在住の山仕事をしてきた男性から「ヤマ」に関する記憶や定義を聞き取り調査しています。今記録しないと永久に失われてしまう、貴重なヤマに関する記憶を記録し後世に残すという意義があります。
私は社会人をしながら大学院で再び学んでいます。自営業でハープ奏者と養蜂家をしているのですが、長期履修制度を利用させていただき、仕事と研究を同時進行しています。

ずっとやってみたかった研究ができていることをとても幸せに思います。
授業については、住まいとは何かを考える「住環境・まちづくり論」が印象に残っています。現在受けている授業のアカデミックコミュニケーションは他分野の学生研究を知ることができるので大変興味深いです。

農業・農村経済学プログラム
OUM Amra

2019年度入学

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My Study Journey in Japan

Hi! I am OUM Amra from Cambodia. In late 2018, I embarked on an amazing journey to study in Japan. Currently, I am a second year of master’s degree student at Utsunomiya University in majoring in Agricultural Economics. It had been my dream to study abroad since I was an undergraduate student. Life in Japan has changed me quite in many ways more than I can even express in words. After overcoming homesickness, I started to be a more outgoing person, making friends, becoming open-minded, and being more active.

Barely did I need any adjustment to school life as much as I did with actual everyday life. It’s for the first time that I live apart from family in an apartment. Riding a bike to the supermarket, paying my own bills, and cooking my own meals, have really taught me about independence, bravery, responsibility, and sociable.

Taking the courses at Utsunomiya University is interesting because, besides my current major, I can attend with other faculties to learn various courses or skills. Also, students are required to join the seminar which is a kind of small group study or discussion every week with the professor who can follow up on my research. The seminar is new to me as I learn a lot from other students and the professor. They assist me to check and comments on the mistakes of my research. Furthermore, the university has a ton of extracurricular activities for students to interact with both Japanese students and international students. Although the Japanese language is initially one of the great barriers for me to move around easily in society, there are plenty of opportunities to learn Japanese both at Utsunomiya University and from Japanese friends that we exchange language teaching together between Japanese and English. They are willing to support and help improve language skills. One of the other great things about Utsunomiya University is the officers and professors. They supply and assist all the necessary support in dealing with administrative matters and offer kind-hearted guidance whenever we need it.

I strongly believe that Utsunomiya University is the best place to explore up-to-date knowledge in my field. The knowledge and experiences that I am acquiring in my master course will allow me to realize my dreams for the future, to help create a better world through my activities as a researcher, social worker, and patriotic citizen. I would like to say that Utsunomiya University is a great gateway to explore Japan.
Don’t miss out on an opportunity to become a student at this dynamic, leading university. Last but not least, I would like to express my deep gratitude to the MEXT scholarship for making my dream come true.

建築学プログラム
佐藤 岬

2019年度入学

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何になる,から何をする

私が常に意識していたのは目標(夢)を定めることです.医療の場に関わりたいという目標を設定し,計画分野に進み,医療の場の調査・研究によって知識と現場の空気感を知り,様々な設計活動では,ステークホルダーを巻き込んだコミュニケーションの経験といった,医療施設設計を行う企業に勤めるに足る思考プロセスを身に着ける努力をしていました.
目標を決める上で大切なのは,状況を客観的に観察することだと思います.私の場合,広域的にデータから社会全体を良い方向へ導く,または,狭域的に地域の人たちが使う建築を考える,どちらを目指すべきか迷いました.その答えのきっかけは研究室メンバーとのプロジェクトでの思考の差です.似たようで全く異なる分野を目標とする仲間とのコミュニケーションは,お互いが自分を見つめ直す絶好の機会と考えます.
目標を設定し自らを見つめ直す,大学院での活動によるそのサイクルで,自身の成長を促し,自らがより主体的に住み良い地域をつくることができるような人になれると思います.

土木工学プログラム
長田 一輝

2020年度入学

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0→1、そしてさらに発展へ

私が学部のときに,「祭り」を通して,全国の地域や都市を訪問していました.そして,街づくりやインフラ整備に興味を持ち,高い技術を得るために,大学院へ進学し勉強することにしました.大学院の授業では,多分野のプログラムの学生たちと協力して,行う他分野融合の授業が充実しています.そこで,自分の知見が広がり,かつ自身の分野において新規的な活用に気づくこととなりました.具体的には,工学部の情報や機械プログラムの人たちと,土木プログラムの融合により,街づくりにおけるAI化や,災害時に情報伝達する際の効率化や,新しいシステムの構築などが挙げられました.
何事にも挑戦し行動してきた学部の頃に加えて,論理的かつ多角的な視野を持って研究や授業,課外活動に取り組むことで,一つ発展できていると感じています.この発展を繰り返して,就職後に高い技術力を身に着けていることを期待しています

農業土木学プログラム
小川 悠一

2019年度入学

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大学院に進学して

私は農作業安全について研究しています.学部時代には自分で調査をする,というよりも,似た研究をする先輩と一緒に調査をする,という感覚に近かったのですが,大学院に進学したことにより,「自分の研究である」といった意識が強くなりました.その結果,農家さんへの聞き取り調査などではこれまで以上に多くの話を聞くことができ,自分の研究の意義を改めて考え直すことができました.大学や大学院で行われている研究にはすべて意味があります.それを深く理解できたことをうれしく思います.
また,大学院の授業では,自分とは異なる専攻の人たちと共に,様々な分野における課題について学ぶことができました.大学院は自分が専攻している分野について深く学ぶことがメインだと思っていますが,他分野について学ぶことも非常に興味深く,大切であると思います.
私は大学院に進学することで人として大きく成長することができました.残りのわずかな時間も,授業・勉強共に頑張りたいと思います.

グローバル・エリアスタディーズプログラム
許 成飛 (キョ セイヒ)

2019年度入学

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常に主体性を持ち、問題解決の道を探ること

中国では石炭が深刻な環境問題を引き起こし、日本では2011年に原発事故がありました。環境問題を引き起こさないエネルギーとして、日中両国で推進されている太陽エネルギーを比較政治学の視点で考察してきました。
その一環で、昨年、鹿沼市と日光市に跨る横根高原にて予備実地調査を行いました。積極的に先生たちやNPOの方に連絡を取り、現地を見て情報や意見を交換しました。その結果、なぜ太陽光発電の建設に差し止め運動が起きているか、地元住民はどのように解決すべきと考えているか、知ることができました。この経験から、主体的に動き、現場の声を聞き創造的に解決策を模索する大切さを知りました。
大学院の授業の中で、私にとって一番スペシャルなのは「ゼミ」です。学問上の困難だけでなく、些細な生活上のことに至るまで、主体的に議論すれば、いつも問題解決の道がみえてきます。今後社会人になっても、常に主体性を持ち、成長していきたいと思います。

多文化共生学プログラム
李 美香

2019年度入学

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大学院進学の夢を叶えて自分の価値を高めた

私は地域創生科学研究科に一期生として入学したので、入学する前からどんな研究科であるのか、ものすごい好奇心が湧いていました。入学してみたら想像以上に楽しい学生生活になり、日本の多文化社会に関するいろいろな問題も発見することができました。
指導教員の社会学の田巻松雄さんのゼミ(私たちのゼミでは教員を~さんと呼んでいます)では、公立夜間中学校と中国残留邦人などに関連する研究に取り組んでいます。先日、田巻さんと関西にフィールドワークに行ったのですが、研究していることの内容の理解がとても深まりました。また、文理融合・分野融合を目的としたグローバルに関する合宿授業、実践力科目の中の英語授業などを通して自分のコミュニケーション力を高めています。
勉強・研究以外でも様々な活動を行っています。例えば私は宇都宮大学HANDS事業の「多言語による高校進学ガイダンス」に参加し、自分の習った日本語と母語の中国語で中国人生徒や保護者を支援することができ嬉しいです。学生ボランティアの活動もあって課外活動が本当に豊富かつグローバル的です。就活の時も自分の学生生活を語る豊富な材料があったことが良かったのか、内定もいただくことができました。
これからは修士論文にもっともっと集中し自身を成長させることに力を注いでいきたいと思います。

地域人間発達支援学プログラム
松澤 夏帆

2019年度入学

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今しかできないことを全力で

「せっかく大学院に進学するのなら、今しかできないことをしてみたら?」
これは入学後に母から言われた一言です。社会人として働く同級生がほとんどの中、私は大学院への進学を選択しました。学部生の時に学んできた音楽のことや教育のことをより学びたいと思ったことが進学への決め手ですが、この言葉によりそれだけが学びではないと視野を広げるきっかけとなりました。
大学院の講義では所属するプログラムの開講科目にとらわれず、気になる他プログラムの講義も受講しました。そこでは留学生や社会人学生の方々など様々背景を持った人たちと一緒に学ぶことで新しい考えや視点を得ることができたように思います。
大学以外としては、以前から興味のあったインドネシアバリのガムランを体験するために東京に足を運びました。そこでは学生時代は音楽なんか大嫌いだったという年配の方が楽しそうに演奏し、ガムランの先生とは何年ものお付き合いになるという方がいらっしゃいました。そのほかの方々も純粋に音楽を楽しんでいることがひしひしと感じられる時間でした。楽しいと思える音楽の時間がそこにはありました。
大学院生活を通して地域の様々な「人」と関わる機会に恵まれていると実感しています。この「人」との出会いを大切にするとともに、研究に生かしていきたいと思います。

工農総合科学専攻

光工学プログラム
山本 晃佑

2019年度入学

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教科書を疑え

大学院入学後に指導頂いたことは,「教科書を疑え」ということでした.我々学生にとって,教科書とは正解が書いてあるという認識です.一般的に授業は教科書に沿って進んでいくので,間違いなどあっては授業自体破綻しますから、教科書を疑うという行為自体ありえないと考えていました.しかしながら,研究生活を送るなかで本質はそこではないことに気付きました.
例えば,中学校で習うオームの法則のV=IRは本当にあっているかと疑問に持ったとします.V=IRを証明するために教科書に書いてある論理を順に確認していきます.この時に初めて物理描写も含めてどのようにV=IRが成り立ったかを理解します.つまり教科書を疑えとは個人によって見解は異なりますが,「自分の頭で考え,納得するまで考えろ」ということでした.本質に気付いてから,本当にこれであっているのか?何故この結果になったのか?何故このルールが成立したか?などあらゆることに疑問を持ち結果に対する原因を考えられるようになりました.

分子農学プログラム
金原 菜見

2019年度入学

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狭く深い知識から、広く深い知識へ

研究室においては、農作物の病気の原因となる植物ウイルスを防除するため、植物ウイルスワクチン株の遺伝子解析を行っています。修士課程では、学部時からさらに実験経験を積み、知識を蓄えることで、多くの解析を行えるようになります。また、所属する分子農学プログラムは、ゲノミクス研究棟の実験装置を利用して分子生物学的な解析を行う研究室が集まっており、より良い手法など、研究を深める上で有益な情報を得やすい環境だと実感しています。
研究室内やプログラム内で専門を深めるのはもちろんですが、研究科の必修科目では、他分野の学生と共に受講する授業が多くあります。そこでの、専門外の人に向けた研究内容の発表や、専門知識を出し合うグループディスカッションを通して、コミュニケーション能力はもちろん、多面的な思考力が鍛えられます。ここでの経験は、就職活動の面接や集団討論でも活かせました。
研究室単位での狭く深い知識から、プログラム、そして研究科単位で新たな視野を獲得し、より広く、より深い知識へと発展させられるように日々邁進しています。

物質環境化学プログラム
島津 久菜

2020年度入学

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「見えない」から「見える」へ

私が所属している計測化学研究室では、「見えないものを見えるようにする」をモットーに、さまざまな化学的分析手法を用いて物質の新たな定量法の開発が行われています。私の行っている研究は、蛍光性高分子が示す蛍光の強度が連続的にゆらぐ現象の解明です。特に蛍光性高分子の構造に焦点を当てて、組成の違いによるゆらぎの変化を観察しています。得られた知見から詳細なメカニズムを明らかにします。
研究室ではのびのびと実験できる環境が与えられており、教授からの指導を経て論理的な思考や知識、技術が養われます。定期的に実施されるミーティングや、研究発表の練習では、院生、学部生、教授が交り合い熱心にディスカッションを行います。他の人からの指摘や意見により、自分ひとりだけでは見えなかった世界が広がっていく感覚は、何にも代えがたい研究活動の醍醐味です。大学院での生活は多忙で、難関な課題にぶつかることも多いですが、その経験を通してスキルアップできる、絶好の機会だと思います。

農芸化学プログラム
牛尾 円

2019年度入学

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探究心をカタチに

私は、小学生の頃からの目標であった「牛乳」について研究を進めたいという思いを実現するために、農芸化学プログラムへ進学しました。現在は、食品成分やアミノ酸などの栄養素による生体調節機能のメカニズム解明を研究テーマとする栄養制御学研究室に所属しています。大学院に進学してからは、念願だった牛乳をテーマに、マウスを用いて牛乳摂取による脳内神経伝達物質の変化を解析しています。「牛乳を飲むとよく眠れると言われるのはなぜだろう?」というささやかな「なぜ?」に対する探究心をカタチにすべく、そのエビデンスを得るため日々研究に励んでいます。幼い頃からの一途な思いが、現在の私を突き動かしているのです。農芸化学プログラムでは、他の研究室の先生方からも研究に関するアドバイスをいただける機会が多く、その風通しの良い環境に私自身とても助けられています。身近に相談できる先生方がいらっしゃるからこそ、新しい実験にもチャレンジすることが出来ています。
修了後に就職する乳業メーカーでは、沢山の人々に「笑顔」を届けられるように、現在の研究を少しでも活かしていくことが出来たら嬉しく思います。

機械知能工学プログラム
川村 一平

2019年度入学

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人とのつながりを大切に

これまでの大学生活を通して、最も重要だと思ったことは、人と関わることです。高校生の中には、将来に具体性をもてない人がいると思います。そんな時にヒントを与え、助けてくれるのは、周りの人たちとのつながりです。
わたしは、学部卒業後、大学院に進学し、現在、マテリアル工学研究室に所属しています。そこには、ふざけ合いながらも、やるときは真剣にやる先輩・後輩がいます。研究室の生活を通して、毎日良い刺激を受け、時には助けてもらいながら、研究を行うことが出来ています。そんな環境が、将来を考える為のきっかけになり、自分がやりたいと思うことを具体的にしてくれました。
また、学校生活以外にも、課外活動やアルバイト等で多くのつながりを持つことが出来ました。人と会話することにより、様々な価値観に触れ、視野が広がりました。
大学生活で培った、人とのつながりは、私の考え方を多種多様にしてくれています。みなさんもぜひ、自由な大学の時間の中で多くの人と会話をしてみてください。進路だけではなく、これからの人生の助けになるかもしれません。

情報電気電子システム工学プログラム
菊地 翔太

2019年度入学

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研究の醍醐味

私は、布地の質感はどのように認識されるのかを明らかにする「布地の質感認識の研究」を行っています。特に、布地に手が触れた時の粗さ感や温かさ感等の印象を定量的に評価し、それに関わる物理的特性の探究を行っています。これまでに得られた成果を学会発表することで研究奨励賞の獲得に至りました。私にとって大学院生活は、研究を通して様々な実験機器や装置に触れながら、自由かつ主体的にものづくり・研究ができる最高の場だと思います。しかし、自由である代わりに自分で考え行動しなくては何もできないまま終わってしまうことも事実です。この場を魅力的に過ごすために、自分のやりたいことをよく考えて、既存の方法にとらわれない新たな方法を試行錯誤しながら見出し、目標達成につなげる。それが研究の醍醐味だと思っています。お陰様で、現在は将来に直結するスキルを身につけて、とても有意義な大学院生活を過ごせていると実感しています。

農業生産環境保全学プログラム
駿河 千晴

2019年度入学

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切り花の香気成分保持に関する研究

元々は他大学で化学系の学科に所属し、植物成分の合成に関する研究を行っていました。学部の研究を通じて植物そのものに興味が沸いたため、大学院では研究分野を変えようと決意しました。受験校を調べる中で、文理や専門の垣根がなく、自分の学びたい分野と学んできた分野の両立が図れる地域創生科学研究科に出会い、現在に至ります。入学してみると植物や農業に関連する授業だけでなく、化学に関する授業もいくつか履修することができました。特に農業生産環境保全学プログラムでは最先端かつ専門的な農業全般に関する分野の授業があるため、農業を営む自分の祖父母・親戚に還元できる知識も多く身につけることができました。また、研究内容も植物の知識だけでなく、化学の知識も必要とする切り花の香気成分に着目した研究に取り組んでいます。大学院で新たな学問に挑戦し、新たな発見をできる日々は想像以上に充実しており、進学をして良かったと感じています。

森林生産保全学プログラム
中島 芳

2020年度入学

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自分の強みを見つめ直す

大学院といえば、学部生の頃に培った専門性を生かし、より「深い」研究をするための場所というイメージがあるのではないでしょうか。もちろんそういった側面もありますが、工農総合科学専攻になってからは、他領域に足を踏み出す主体的かつ積極的な行動力も重視されているように感じます。
地域創生リテラシー科目では、他学部の人とグループを作り、メンバーそれぞれの研究を連携させて一つの目標を設定し他の受講者に発表する科目があります。私自身、こうした授業によって対外的なコミュニケーション能力と多分野横断的な思考を身につけることができました。また、興味次第で自分の専門分野とはかけ離れた講義を受講することもでき、学びの幅が大きく広がっています。
私は森林、特に樹木の幹について研究しており、専門性が非常に高い分野であると自覚していますが、そうした研究の概要について全く知らない人に紹介することで自分の理解を見つめ直す機会にもなり、研究自体が進展することもありました。専門と多分野両方の学びに触れることで、自らの将来もより広い視点で見通すことができると感じます。

修了生の声

社会デザイン科学専攻

コミュニティデザイン学プログラム
村松 英男

2020年度修了生

宇都宮大学大学院地域創生科学研究科博士後期課程

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大学院での学び

2019年、社会人として、現役を引退してすぐに地域創生科学研究科社会デザイン科学専攻コミュニティデザイン学プログラムに入学しました。「学び続けることが個人も社会も豊かにする」を胸に、「学歴は人を救わないが、学問は人を救う」を実証すべく、2年間、宇都宮市での社会調査を中心にイギリス、ニュージーランドにも足を延ばし、インタビュー調査のフィールドワークの実践を楽しみました。地域創生科学研究科では、研究者としての姿勢と考え方から始まり、学会での発表の作法・態度や論文の書き方のしきたりまで、細かく勉強させていただき、修士論文も無事執筆することができました。

生まれも育ちも栃木県であるにもかかわらず、地元のことをよく知らないことを反省し、3冊目の栃木の本を仲間と出版すべく準備にいそしむと同時に、目下、博士論文に向けての調査研究と学びの実践の毎日です。学びはまさに万能薬です。曰く、”Learning even laughs at ageing.” (自作の英語の諺です) 仲間として皆さんと共に学ぶことができることを楽しみにしております。

農業・農村経済学プログラム
温 子健

2020年度修了生

物流企業(中国)

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視点を変えて、視野を広げていこう

学部生時代は、工業系大学で経営を専攻していました。地域への思いを抱いて大学院に入学しましたが、農業分野のことについては、当時の私はまったくの素人でした。授業が進むとともに、農村地域とその経済的・社会的構造に対し、理解を一層深めることになりました。特に、修士論文で扱うのは「農業は立国の根本」とする中国の、都市近郊農村であり、「これまでの知識では足りない」、もしくは、「一部は適用範囲外だ」と考えなくてはなりません。自分の持っている知識の限界を明らかにし、そしてもう一度それを広げることは、常に大事にしました。

その目標を達成するのに、先生方や、研究室の仲間たちとのコミュニケーションが助けになりました。ディスカッションによって、「なぜこう考えるのか」「なぜこうしたのか」など、根本的な問題を問い直すことができました。様々な分野を専攻する人と共に学ぶことを通し、異なる視点を見つけることもありました。また、実際に地域に足を運んで、住民と話し合ったり、現場の様子を見たりすることは、教科書にある事実の検証であり、新しい知見の獲得につながりました。これらの活動から得た貴重な経験は、仕事にも今後の人生にも活かしていきたいと思います。

建築学プログラム
鈴木 里奈

2020年度修了生

横浜市役所

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仕事で生きている力

私は現在、横浜市役所建築局公共建築部に勤務しています。仕事内容は学校施設の設計工事の契約や工事監督等です。具体的には設計者や施工者、学校との間に立ち、円滑に業務が進められるように調整を行っています。また、教育委員会と学校の基本構想を作っています。

大学時代は、障がい児施設に関する研究をしていました。研究では、施設のスタッフ・保護者へのアンケート調査、施設スタッフへのヒアリング調査、スタッフと子どもの行動観察調査を通して施設の整備指針をまとめました。研究を通して、施設スタッフの方に加えて県庁の職員や教育学部の教授等様々な立場の方と関わる機会があり、多角的な視点を持つことができました。

現在の仕事でも、学校の先生の要望をくみ取り、設計者・施工者に伝える等異なる立場の方と多く関わっています。大学時代に培った多角的で広い視野を持ち取り組む力が今の仕事にも生きていると思います。

土木工学プログラム
高橋 健太郎

2020年度修了生

大日本コンサルタント株式会社

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考える力

私は大日本コンサルタント株式会社で、橋梁の設計に携わっています。

この業界で活躍するためには、多くの専門的な知識が必要になります。また、設計には様々な基準が設けられており、なぜそのような基準が設けられているのか、しっかり考えなければ、よい構造物を造ることができません。

大学院では、橋梁の免震支承に関する研究を行っていました。振動実験やシミュレーション解析などを行い、橋梁に関する知識を学びながら、深く考えることの大切さを学びました。

さらに、学会発表や論文投稿をすることにより、自分の研究の成果を発信する機会が得られました。私は、自分の意見や成果を整理し、まとめて誰かに伝えるということは少し苦手でしたが、学会発表などを通して、相手にわかりやすく伝える力を鍛えることできました。

地域創生科学研究科の学習の中で、これらの「考える力」を培った経験は、これからも大いに役立つことだと感じています。

農業土木学プログラム
屋代 周一

2020年度修了生

埼玉県庁

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土木のすゝめ

私は修了後、埼玉県の職員として働いています。県の職員と言っても様々な仕事があり、私は県土整備部に所属しています。県土整備部では、道路や河川、橋梁など県土の骨格となる基盤の整備を行なっています。業務に忙殺される毎日ですが、自らの頑張りが土木構造物となって、出来上がったときの達成感は言うまでもありません。大学時代には多くの人と出会い、様々なことを学びましたが、特に研究活動では、論理的な思考力と自分の意見を最大限伝えるコミュニケーション能力を養うことができました。これらの力は、日々の仕事を進める上でも大いに役立っています。宇都宮大学では、自分のやりたいことを実現できる環境が整っていると思います。迷っていても、とりあえず飛び込んでみると意外と吉だったりもします。貴重な環境を存分に楽しみながら、大学生活を満喫してください

工農総合科学専攻

光工学プログラム
早崎 亮平

2020年度修了生

アダマンド並木精密宝石株式会社

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専門性を生かした仕事

私は、フォトニクス技術本部の試作開発係に所属しており、光通信部品の設計や試作品や製品の開発を行う部署で勤務しています。この会社は大学院時代の所属研究室の共同研究先として知り、私が学生時代に学んできた内容や、行ってきた研究とも大きく関連しています。これまでに培った光通信に関する知識は、業務や製品の理解に役立っています。コロナ禍という人とのコミュニケーションが減少している中での入社となりましたが、業務内容の理解ができたことで、仕事に早くなじむことができたと思います。

地域創生科学研究科では、他プログラムの学生との合同で行う講義があります。その際、たびたび自身の研究について説明する機会があり、分かりやすく説明する力やコミュニケーション能力がつき、仕事に生かせるのではないかと思います。

まだまだ学ぶべき内容は多々ありますが、大学で学んできたことや経験したことを下地にし、光通信の発展に寄与できるような製品づくりを行えるようになりたいと思います。

分子農学プログラム
柏瀬 郁菜

2020年度修了生

ジョルディカワムラ

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大学生活を糧に

私は鉢花の育種、生産および販売の仕事ができる会社に勤めています。現在は、主に花の生産管理の業務を教わっているところです。

大学では植物育種学研究室に所属しており、研究を進める過程で得られた知識や経験は業務内容を理解するためにとても役立っています。ただ、花の生産管理には育種や植物の知識だけでなく、土壌や肥料、病害虫などの知識も必要となってきます。植物の状態は刻々と変化するので、幅広い知識を身に着けられるよう、日々勉強しています。

これから大学や大学院で学ぶみなさんは、専門分野を決めて研究をすることになると思いますが、幅広くいろいろなことに挑戦しておくと思わぬ経験が役に立つこともあります。身構える必要はありませんが、サークルで工程表を作ったことや研究室で試薬の管理をしたことなど、細かいことも経験として身になっています。積極的に様々な経験をして、大学生活を楽しんでください。

物質環境化学プログラム
粟屋 友貴

2020年度修了生

YKK AP株式会社 生産技術

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伝える技術

私は、建築用の製品を扱う会社に勤務しています。私の主な仕事内容は製品を安全に、安く、効率良く作る方法を提案し、実行することです。この仕事に取り組むに当たり、宇都宮大学で得た知識や課題に対する考え方、コミュニケーション能力は非常に重要だと感じています。特に、自分の考えを人に伝える技術は、専門分野関係なく重要だと感じています。なぜなら、提案した企画を実行するためには、上司を説得して会社から資金を出してもらう必要があるからです。大学院では、学会や学内での発表、他分野の人との講義の中で自分の研究や考えを発表する機会があります。これらの機会をうまく利用して、自分の考えを人に伝える技術を身に付けてみてください。特に他分野の人との交流は、どうすれば伝わるのかを考える良い経験になっています。また、勉強以外にも友人、先輩後輩、先生との関わりも役に立つので、様々なことに挑戦して良い人間関係を作ってください。

農芸化学プログラム
島影 凌

2020年度修了生

株式会社ケミクレア小名浜工場 製造部門

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大学で出会った分野で

私は、宇都宮大学で学ぶ中で知った有機合成の世界に惹かれ、その研究活動に取り組んでいました。そして現在、株式会社ケミクレア小名浜工場で、医療品原薬などの有機化合物の製造に携わっています。工場での生産は、研究室で使うフラスコとは比べ物にならない大規模な設備で行います。しかし、その管理・制御は計測機器に頼るだけでなく、研究と同様に自分の目で見て状況を判断し実行する能力も問われます。また、私が作っているのは人が口にして、人体に影響を及ぼすものです。私たちが携わった製品を摂取する患者さんと、自分を含む作業者の安全も守るために、生産上の衛生管理に大きな責任があります。このような能力や責任が求められる仕事ですが、研究活動を通して得た問題解決能力、有機合成に関する知識や技術、そして安全遵守の態度が、今の私を支えてくれています。

機械知能工学プログラム
吉田 遊友

2020年度修了生

日立建機株式会社

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大学での経験を生かして

卒業後は、日立建機に就職し日々頑張っています。仕事内容は、建設機械の設計・開発です。配属されて間もないので、現在はCADや製品の勉強をしています。社会人になり数ヶ月間経ちましたが、仕事をする上で、専門的・技術的な知識以外にも重要なことがあると感じています。1つ目は、自分で考えて行動することです。主体性を持ち、計画的に行動する必要があります。2つ目は、コミュニケーション能力です。分からないことは積極的に質問し、自分の意見をしっかり伝えることが重要です。私は、これら2つのことを実践するにあたり、大学での経験が役立っています。まず、研究活動では、試行錯誤しながら研究を進めるため、自分で考える力を身に付けることができました。さらに、ゼミや学会など人前で発表する機会が多くありました。他プログラムとの交流もあるので、コミュニケーション能力を鍛えることができました。このように大学で身に着けた力を活かして、今後仕事をしていきます。

情報電気電子システム工学プログラム
吉澤 裕貴

2020年度修了生

本田技研工業株式会社

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お客様に喜びを届ける

私は、大学院で学んだ知識や経験を活かし、電動化の技術によってお客様により喜びを感じてもらえるような自動車の開発という夢の実現に向けて進んでいます。大学院では研究だけでなく、授業を通じて様々なプログラムの学生同士でのグループワークを行い、専門の異なる人に自分の考えを正確に伝えるコミュニケーション能力が養うことができました。授業の中には、SDGsを取り上げたものがあり、授業を通じて様々な分野のことについて知る機会を得ることができました。そして、研究や授業を通じて視野を広くすることができ、多角的な物事の捉え方や考え方を養うことができました。また、大学院で養った多角的な物事の捉え方や考え方は多様化する価値観に対して、お客様に喜んでもらえるような製品の開発において、とても重要な能力だと感じています。大学院での研究や授業を通じて学んだことが、昨今の100年に1度の変革期と言われる自動車業界の仕事において糧になると思っています。

農業生産環境保全学プログラム
酒井 洸輝

2020年度修了生

日本農薬株式会社

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自分の『土台』を広げた大学院

食べることが好き、ゆえに食料供給の現場に興味を持ち、農学の道に進みました。現在、私は農薬メーカーに就職し、技術担当として農薬の試験・調査を行っています。自社剤の特長を見出し、普及販売を技術的側面からサポートするためには、農薬の知識だけでなく農業の現場の知識も必要となります。さらに、公的機関とも情報を共有するため、データを収集・整理し、わかりやすくまとめる力も求められます。

本大学院では他分野・多文化の先生方からご指導を受け、新しい知識や様々な経験に触れることができます。また、物事を多面的にみる力、創造的思考、主体性など自分の『土台』となる力を身に着けることができます。そのため、大学院で得た知識や経験は、仕事でも大いに役立っており、私の財産となっています。

最後に、「心持ちで何事も面白くなる」と皆さんに言いたいです。ぜひ、積極的に物事に取組み、多くのことを吸収してほしいと思います。

森林生産保全学プログラム
松岡 佑典

2020年度修了生

栃木県森林組合連合会

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木とともに働く

私は栃木県森林組合連合会の木材流通課に所属し、木材の共販に携わる仕事をしています。学生時代は日本の森林・林業の現状や課題、効率的な林業とは何かについて学びました。実際に木材を扱う業務に携わると、学生の時には知らなかったことも多く、毎日が覚えることで溢れています。

また、日々の業務を進める上で宇都宮大学での研究や論文執筆、学会などを通して得た問題解決のための考え方は非常に役に立っています。

宇都宮大学で林業を学び、今後の林業に対してしっかりとビジョンを持った人達と共に日本の林業を盛り上げていけることを期待しております。