農学部 生物資源科学科

研究推進機構 バイオサイエンス教育研究センター

地域創生科学研究科・博士前期課程 工農総合科学専攻 農業生産環境保全学プログラム

1989年　東京大学農学部農業生物学科　卒業
1991年　東京大学大学院農学系研究科農業生物学専攻修士課程　修了
1997年　東京大学大学院　博士（農学）取得

専門分野

農学　園芸学

主な授業科目

基盤：人間生活と植物
学部：生物学（概論）、植物生産学概論、園芸学、園芸作物学
大学院：園芸作物生理学、現代社会を見通す「生命とは何か、ヒトとはどのように進化してきたのか」

授業内容

園芸作物の生理や利用についての研究を通して培った内容を、農業や食品分野の専門家や日常生活にも役立つ情報として提供することを目指している。

専門分野

対象とする園芸作物の生産・利用における様々な課題について、植物生理学、分子生物学、植物病理学的、生理・心理学的方法などを用い、現場で生かせる技術の開発を目指している。

学術論文

・Yamane他. 2021. The growth of leaf lettuce and bacterial communities in a closed aquaponics system with catfish. Horticulturae 7: 222.
・Yamazaki他. 2020. Effects of trehalose and sucrose on the gene expression in relevant to senescence of cut astilbe (Astilbe × arendsii Arends) flowers. Hort. J. 89(5): 628-638.
・ Villanueva他. 2019. Effects of trehalose and sucrose on the vase life and physiology of cut astilbe (Astilbe × arendsii Arends) flowers. Hort. J.88(2): 276-283.
・ Yamane他. 2018. Temperature-dependent flower malformation in carnations (Dianthus caryophyllus L.). Hort. J. 87(3): 406-412.
・Worarad Kanjana他. 2016. Transcriptome analysis of seed dormancy after rinsing and chilling in ornamental peaches (Prunus persica (L.) Batsch). BMC Genomics 17:575.

著書

「図説園芸学（第２版）」（分担、朝倉書店、2020年、pp. 126-145.）
「野菜園芸学（第２版）」（分担、文永堂出版、2020年、pp.279-291.）
「生物活用（高等学校農業科用教科書）」（分担、実教出版、2018年、pp.56-95.）
「花の園芸事典」（分担、朝倉書店、2014年、pp.231-232.）
「観賞園芸学」（分担、文永堂出版、2013年、pp. 97-116.）
「育てて楽しむペット植物」（監修、家の光協会、2005年、pp.1-79.）

特許・実用新案・意匠

種子繁殖による早期開花方法及びその方法で生産した種子繁殖苗木.特許第4967123号．登録日　平成24年4月13日．出願者：国立大学法人宇都宮大学

実生苗木の開花方法及び実生苗木. 特許第5385208号．平成25年10月11日．出願者：国立大学法人宇都宮大学　特許出願【提出日】平成２１年６月３０日・国立大学法人宇都宮大学　特願2010-98688（基礎出願：特願2009-149039）

研究資金

科研費基盤研究（C）（2021-2024） エチレン低感受性花きにおけるWRKYおよびNAC転写因子による老化制御機構の解明.
科研費基盤研究（C）（2018-2020） モモにおける休眠打破および生殖成長相移行メカニズムの解明.
科研費基盤研究（特設B）（2017-2020） 焼却炉の未利用廃熱を利用した農業―水産養殖複合システムの開発と実証試験.

受賞

平成28年度ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞 （日本学術振興会）

所属学会

園芸学会、国際園芸学会、人間・植物関係学会

全学・部局委員会等

農学部長

学外活動

園芸学会代議員
人間・植物関係学会　会長