研究者総覧
基本情報
松尾 昌樹(マツオ マサキ)
所属組織
国際学部 国際学科
地域創生科学研究科・博士後期課程 先端融合科学専攻 グローバル地域デザインデザインプログラム
地域創生科学研究科・博士前期課程 社会デザイン科学専攻 グローバル・エリアスタディーズプログラム
学歴
1994年 立教大学文学部史学科 卒業
1997年 東北大学大学院国際文化研究科国際地域文化論専攻博士前期課程 修了
2004年 東北大学大学院国際文化研究科国際地域文化論専攻博士後期課程 修了
本学以外の主な職歴
在サウジアラビア日本国大使館
東北大学教務補佐員
教育活動
- 専門分野
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地域研究、西アジア・イスラーム史
- 主な授業科目
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基盤:中東の社会と文化
学部:地域研究論、中東地域研究、中東地域研究演習、卒業研究準備演習、卒業研究
大学院:現代西アジア論、イスラム社会と国際関係 - 授業内容
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地域研究の一分野として、中東地域、とりわけ湾岸アラブ諸国を取り上げ、その政治・社会・文化の理解を促進する。
地域文化の「創造」、その文化を利用した「国民統合」、その結果として作り上げられる「権威主義体制」を、レンティア国家仮説、エスノクラシー、歴史構築主義を用いて理解する。
研究活動
- 専門分野
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文化本質主義的アプローチではなく、機能主義的なアプローチに基づく中東地域分析を行う。これにより、他地域との比較を可能とする。
また、世界的に手薄となっている湾岸アラブ地域の政治・社会を社会学の理論に基づいた分析を行っている。 - 著書
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『湾岸産油国―レンティア国家のゆくえ』(講談社)
『オマーンの国史の誕生:オマーン人と英植民地官僚によるオマーン史表象(御茶の水書房) - 研究資金
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科学研究費補助金(2009年~2011年)、テーマ:湾岸アラブ諸国における「国史」形成の比較研究
科学研究費補助金(2006年~2007年)、テーマ:湾岸アラブ諸国における「国史」の形成と国民統合に関する基礎研究 - 所属学会
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日本中東学会、日本イスラム協会、日本国際政治学会
組織・運営情報
- 全学・部局委員会等
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入試委員、広報委員