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平成25年 年頭のご挨拶

進村学長.jpg 新年、明けましておめでとうございます。
 旧年中に賜りました温かいご支援とご協力に心から厚く御礼申し上げます。
 東日本大震災と原発事故は我が国に大打撃を与え、1年9カ月余を過ぎた現在においてもなお厳しく困難な状況が続いています。大震災と大事故はお互いに助け励まし合うことの大切さ、人と人との繋がり、家族の絆、異なる分野との連携、ボランティア精神の大切さを教えてくれました。
 宇都宮大学は,「地域に学び,地域に返す,地域と大学の支え合い」をモットーに,「豊かな発想を地域に,新たな知を世界へ」をキャッチフレーズとして活動し続けております。自ら築いた教育研究の成果を積極的に社会に還元するため、大学の基盤を地域に置き,地域との関わりを固め,地域から広く世界へ大きく羽ばたく大学であり続けたいと願っています。おかげさまで本学は、昨年度の全国国公私立大学地域貢献度(全国733校に対して実施された日経グローカル調査)において総合第2位に輝きました。皆様方のご協力とご支援の賜であり、深く感謝申し上げます。
 宇都宮大学は、学問の府に相応しい真理探究の場であることを忘れず、その使命は精神文化と物質文化がバランスのとれた新しい文化創造にあることを肝に銘じています。そして、異文化をよく理解し、教養を身につけた世界に通用するグローバル人材の育成と、社会が真に必要としている学術研究の推進、産学官の連携による新たな価値づくりと地域の活性化を目指した地域イノベーションの推進に努めて参る所存です。
 今我が国は、急激な少子高齢化の進行、地域コミュニティの衰退、国際的な競争激化による急激な社会変化、東日本大震災と原発事故等、多くの課題を抱えています。昨年6月に文部科学省は大学改革実行プランを発表し、国立大学法人に対してこれらの課題解決に応え、我が国社会を変革するエンジンとなるべく大学改革の推進を強く求めています。
 宇都宮大学は、この急激な社会状況の変化に対応するため、教職員が一丸となって精励努力し、主体的に大学改革を迅速かつ強力に推進していく覚悟でおります。そのために選択と集中によって他大学には無い本学の強みと特色をさらに強化し、学部の枠を超えて全学的に異分野連携を推進するとともに、大学間連携によって国際的に太刀打ちできる新たな価値づくりに努めて参りたいと考えています。
 宇都宮大学は国内外に大きく開かれた基幹的中規模総合大学として、全学の叡智を結集し、「熱意と誠意」をもって国民と社会の期待に応えていく所存です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。

                                   平成25年1月4日
                                   国立大学法人宇都宮大学長  進村 武男

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