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平成24年度学位記授与式(9月28日) 式辞

本日ここに皆さんをお迎えし,学位記授与式を挙行できますことを大変嬉しく思います。

学士の学位記を授与される方5名、修士の学位記を授与される方5名,博士の学位記を授与される方7名,計17名の方がめでたく宇都宮大学を巣立っていかれます。宇都宮大学の教職員を代表して心よりお祝い申し上げます。

宇都宮大学を学びの場として選ばれた皆さんは,活力に満ちた人生の時期を本学で過ごされ,多くの試練を乗り越えられて,本日めでたく学位を取得されました。まことにおめでとうございます。

学位は一人で取得できるものではございません。先生方のご指導があり,研究室の皆さんのご協力があり,何よりも温かく見守り・支援してくださったご家族がおられます。まずは、これらの方々への感謝の気持ちが大切と思います。この感謝の気持ちが,人の心を大切にする本物の高度専門職業人、技術者・研究者、立派な社会人へと繋がっていくものと信じています。

 

これからは,社会のため・人類のために貢献していただけるものと大いに期待しています。焦らず,あわてず、欲張らず,しっかりと足を地につけて頑張り続けることが,社会貢献に繋がり、結果として,自分自身が報われることになると思います。

また、スケールの大きな人,広い心をもった人であってほしいと思っています。特に、異分野との連携を進め、新たな価値を創り出していくためには、考え方が大きく異なる人たちとの共創作業、生活習慣や文化が異なる外国の人たちとの連携活動が必要になります。

異分野の連携、異文化の人たちとの連携がこれからの国際社会にはどうしても必要になります。そのためには,いろいろいな人たちの意見を聞いて自分の中に取り入れ、理解し、消化してみることも必要になります。そして、次の段階では、自分の考え、しかも独創的な発想を発信することが大切になります。異分野の人たちの意見を聞く耳をもち、理解し消化するためにも、皆さんには、「寛容の精神」の大切さを理解していただければ幸いです。

 

皆さんの前途には輝かしい未来が開かれています。しかし、ときには思い悩み辛抱しなければならないときがあるかもしれません。ドイツの偉大な詩人ゲーテは、その著書ファウストで、「思い悩み、迷うことは人間を成長させる。」と述べています。しかし、悩みが度を超えて強すぎるときには、母校である宇都宮大学を思いだして下さい。いろいろな問題に遭遇し,相談したいことがあれば,いつでも母校の門を叩いてください。宇都宮大学は一時期の学習機関ではなく,皆さんの生涯にわたる学習機関であり、温かく皆さんを受け入れ、ご相談に応じたいと思います。

 

結びに,今後の皆さんのご健勝とますますのご発展を心よりご祈念申し上げ、私からの祝辞といたします。本日は,まことにおめでとうございます。

 

                平成24年9月28日       国立大学法人 宇都宮大学長  進村武男

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